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クリスマスのプレゼントに手作りの「ボンボン・ショコラ」

フランスでは、クリスマスにチョコレートをプレゼントする習慣があります。

この習慣は、チョコレート職人が商売の為に広めた習慣ではありません。

すでに古代では、チョコレートは貴重な物としてプレゼントされていました。

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アステカやマヤでは、”チョコレートは神聖なもの”と考えられており、その当時から、チョコレートは、体に良いということで、治療や浄化に取り入れられていました。

また、カカオ豆が通貨として使われていた時代もあります。


16世紀にヨーロッパに輸入されたチョコレートは非常に高価で、位の高い階級層だけのものでした。

今でもチョコレートのイメージは、高級で貴重な物の様に扱われています。

だからこそ、大切な人を喜ばせたいこのクリスマスシーズンに、クリスマスチョコレートをプレゼントするのです。


今回、「フリュイ・ルージュのガナッシュ入り チョコ・ボンボン」の作り方をご紹介します。

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クリスマスプレゼントに作った「フリュイ・ルージュのガナッシュ入り チョコ・ボンボン」


作り方 材料 (12個分)

・ ラズベリーなどのベリー系の果物(フリュイ・ルージュ) 60g
・ ブラックチョコレート(ガナッシュ用) 70g
・ ブラックチョコレート 100g
・ 生クリーム 35g
・ バター 20g


1.まず、フリュイ・ルージュのガナッシュを作ります。
ベリー系の果物を火にかけて解凍し、やわらかくし、ピュレ状にします。 

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2.種を取り除きます。
ベリー系のピュレが出来ました。

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3.温めた生クリームをブラックチョコレート(ガナッシュ用)に入れます。

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4.ブラックチョコレート(ガナッシュ用)を生クリームで溶かしながら、混ぜます。
バターを入れて、さらに混ぜます。

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5.ベリー系のピュレを入れて、しっかり混ぜます。
フリュイ·ルージュのガナッシュが出来ました。

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6.ブラックチョコレートを入れて溶かします。
チョコレートの食感のパリッとする感覚とツヤを出すために、50-55℃まで温度を上げて溶かし、28-29℃に一度温度を下げます。そして、再び31-32℃まで温度を上げます。この行程は、手間がかかりますが、チョコレート作りでは大切です。

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7.溶かしたチョコレートを型に流し入れます。
余分なチョコレートを流し、取り除きます。
冷蔵庫で20分間冷やします。

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8.かたまったベースのチョコレートを冷蔵庫から取り出し、フリュイ·ルージュのガナッシュをいれます。
先程の残りのチョコレートを再び溶かして、蓋にします。

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9.冷蔵庫で1時間冷やして、出来上がりです。

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フリュイ・ルージュのガナッシュの酸味とブラックチョコレートの甘みの相性がよく、とても美味しい「ボンボン・ショコラ」です。


チョコレート作りは、手間がかかりますが、ベースをマスターすれば、好みのガナッシュを入れて楽しくアレンジし、いろいろな種類の「ボンボン・ショコラ」を作ることが出来ます。


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今年のクリスマスプレゼントに、是非、

作ってみて下さい。

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