Kan Design Works, Inc.

設計コンサルタント 技術士(上下水道部門、総合監理部門)

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​PROFILE

働き方改革や収益拡大を目的として、業務量や事務処理は増大する傾向にあり、技術者がコア業務に充てられる時間は年々少なくなっています。時間の切迫というエンジニアの抱える大きな問題に対し、当社は、お客さまのQCD確保の取り組みを支援するため、多様なニーズに沿ったサービスをご提供いたします。 KANデザインワークスは、質の高い社会資本の整備と維持に貢献するという社会的使命のもと、水道に携わるエンジニアとして、現地調査から設計計画、各種計算、設計、数量計算、積算、工事管理に至る一連の

    • Scaniversのポイント

      モード説明 1)Meshは、Liderが使われている 2)Splatは、フォトグラメトリが使われている ポイント 1)Meshモードを使う(Lider) (splatだと点群データが間引かれて3DCADデータとし使えない) 2)Rawを保存しておけばあとからsplat処理もできる 3)GPSはOFFにすべき(今のところ) 4)転送はLASかPLY(その他未確認)

      • 再生

        点群データからの平面図作成

        • 開削工法の概要と土留めの選定

          のり切りオープンカット 条件 敷地周囲に十分な余裕がある場合やのり面が湧水などで崩れるおそれがない場合(排水溝、養生、水抜穴、土のう等の対策は必要) 自立式 根入れ部の受動抵抗のみで側圧を支持する 支保工が無いので掘削は容易 比較的良質な地盤で浅い掘削工事に適している 土留壁の変位は大きくなる 切梁式 根入れ部の受働土圧と腹起しなどの支保工によって側圧を支持する 現場に応じて支保工の数や配置の変更が可能 機械掘削、躯体構築時に支保工や中間杭が障害になる

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        記事

          技術士建設部門施工計画R5Ⅱ1 高強度コンクリート

          設計基準強度50~100N/mm2の高強度コンクリートの特徴 メリット 高強度である事に加え、中性化や塩害等への抵抗性が高い 単位セメント量が多い 水セメント比が小さい デメリット 粘性が高く、ワーカビリティが低い 水和熱が大きく、水和反応が早く進む 性状が不安定 アルカリ骨材反応のリスクが高い 自己収縮量が大きい 高強度コンクリートの打込み時、養生時の各段階における品質確保のための留意点 打込み時 表面水率の変動は性状に大きく影響するため、表面水率

          技術士建設部門施工計画R5Ⅱ1 高強度コンクリート

          技術士建設部門土質H25Ⅱ1 テルツァギー

          検討しているモデルの特徴 基礎底面化の領域 基礎構造物と一体になって地盤に押し込まれる。 側方および斜め方向に流動を起こす過渡域(放射状せん断帯) 土被りを押し上げようとする領域 テルツァギーによる浅い基礎の支持力公式 それぞれの支持力係数を土の内部摩擦角の関数として与えた 基礎の支持力を構成する3要素 地盤を構成する土質の粘着力 土くさび側面の受働土圧 基礎底面下の地盤の自重と基礎幅に比例する 基礎の根入れ深さによる土被り圧による受動抵抗 注意点

          技術士建設部門土質H25Ⅱ1 テルツァギー

          技術士建設部門土質H29Ⅱ1主働土圧、受動動圧、静止土圧

          静止土圧 構造物が制した状態で発生する土圧 U型側溝やボックスカルバートのように左右から同じ土圧を受け、構造物が水平移動しない状態の設計に用いる 主働動圧 土が構造物が押す主体的な土圧 構造物が土から離れる側に移動する 土は緩む状態 重力式擁壁等、片側から土圧を受ける場合の設計に用いる。 受働土圧 土が構造物から押される受け身の状態の土圧 構造物が土に向かって移動したときの土圧 土が圧縮され、締り、盛り上がる状態 偏土圧が生じるU型擁壁や地中壁、土留め

          技術士建設部門土質H29Ⅱ1主働土圧、受動動圧、静止土圧

          複数ファイルからワードの目次を作成する方法https://www.wanichan.com/pc/word/2019/07/17.html#google_vignette

          複数ファイルからワードの目次を作成する方法https://www.wanichan.com/pc/word/2019/07/17.html#google_vignette

          技術士建設部門土質R4 盛土の品質管理

          品質規定方式 盛土の締固め密度や含水比を点的に測定する方法 工法規定方式 モデル施工により決定したまき出し厚さや転圧回数、振動ローラーの振動加速度応答などを面的に管理する方法 基準試験の最大乾燥密度、最適含水比を利用する方法 砂質土で用いる 盛土で使用する材料を土の締固め試験を行い、最大乾燥密度と最適含水比を求める 施工後、乾燥密度と最大乾燥密度の割合を求めて、締固め度から規格を満たしていることを確認する。 材料ごとに規定する必要がある。 空気間隙率または飽

          技術士建設部門土質R4 盛土の品質管理

          技術士建設部門土質R4Ⅱ1 橋台と

          技術的課題 背面盛土の沈下 側方移動 ネガティブフリクション 液状化 側方移動のメカニズム 橋台は杭基礎により支持されているため、沈下のおそれはない 橋台は片側が盛土となるため、圧密沈下が発生する恐れがある他、橋台の底部や杭基礎において、滑り破壊による側方移動のおそれもある。 対処法 地盤改良を行い、せん断強度を増加させ、円弧滑りを抑える。 深層混合処理工法 改良材と軟弱土を原位置で撹拌、混合し、化学的硬化作用により改良する。 杭基礎に影響を与えないよ

          技術士建設部門土質R4Ⅱ1 橋台と

          技術士建設部門土質R4Ⅱ1 即時沈下と圧密沈下

          即時沈下 非排水、せん断変形による沈下、隆起、側方変位が発生 軟弱砂質土で発生 粒径が比較的大きく土粒子間の間隙が大きい軟弱粘性土で発生 盛土等の上載荷重によって短期的に即時沈下する。 周辺地盤にも構造物の沈下や傾斜といった変位を引き起こす可能性がある。 圧密沈下 過剰間隙水圧の消散に伴う1次圧密と粘土骨格の圧縮クリープによる二次圧密 軟弱粘性土で発生 盛土等の上載荷重による鉛直下向きの力により、中長期間にわたり土粒子間の排水がなされ、徐々に沈下する。 周

          技術士建設部門土質R4Ⅱ1 即時沈下と圧密沈下

          技術士施工計画選択R4Ⅱ1 中性化

          中性化の劣化機構 大気中の二酸化炭素がコンクリートの表面から進入し、炭酸化反応を起こし、内部のアルカリ状態からphが低下する。phが下がったことで、鉄筋表面に形成されていた不導体被膜が破壊され鉄筋の腐食が進行する 鉄筋発錆による体積膨張で、コンクリート表面のひび割れが発生し、表面のかぶり部が剥離する 露筋部の鉄筋は腐食速度が加速し、鉄筋有効断面の減少による耐力低下が生じる 点検 コンクリートの剥落や内部の鉄筋の露鉄部は目視により確認できる。目視では困難な場合は、自然

          技術士施工計画選択R4Ⅱ1 中性化

          技術士施工計画選択H29Ⅱ1 掘削底面の安定

          掘削底面に影響を与える現象 ボイリング 地下水の高い砂質土地盤において、掘削に伴う水頭差により、掘削底面に砂と地下水が回り込み、水と砂が吹き上がる現象 対策 ウェルポイント等で地下水を低下させる 矢板根入れ長の延長 掘削底面以下を薬液注入工で改良して、受動側の土砂の透水係数を下げる 矢板の根入れ長を長くする ヒービング 軟弱な粘性土地盤において、掘削を進めると土留め背面の重量差により滑り面が生じ、掘削底面が盛り上がる現象。 対策 土留め背面の土砂のすき取

          技術士施工計画選択H29Ⅱ1 掘削底面の安定

          水道水の行き過ぎた観光利用https://news.yahoo.co.jp/articles/690be67146f5d8ba8e51d7a4afe57905c8bded2f

          水道水の行き過ぎた観光利用https://news.yahoo.co.jp/articles/690be67146f5d8ba8e51d7a4afe57905c8bded2f

          PFAS有機フッ素化合物について https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240606/k10014471451000.html#tag5

          PFAS有機フッ素化合物について https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240606/k10014471451000.html#tag5

          技術士施工計画選択H30Ⅱ1 道路上空の橋梁新設

          落下物防止対策 直下の道路を通過する一般車両や歩行者への安全を確保する必要がある。 工事材料や工具の落下を防ぐために、 落下防止ネットの使用や飛来物が少ないプレキャスト工法を採用する 工具類を紐づけして使用する 空頭高さの制限対策 仮設や落下物防止対策により、一時的に道路の建築限界を犯す可能性がある。 施工計画作成時点で空頭高さを確認し、空頭の制限を行うことを道路管理者・警察等の関係機関と協議し、看板や防護柵等の設置の他、道路情報の周知等の対策を講じる。 架線

          技術士施工計画選択H30Ⅱ1 道路上空の橋梁新設