見出し画像

技術士建設部門土質R4 盛土の品質管理

  • 品質規定方式

    • 盛土の締固め密度や含水比を点的に測定する方法

  • 工法規定方式

    • モデル施工により決定したまき出し厚さや転圧回数、振動ローラーの振動加速度応答などを面的に管理する方法

  • 基準試験の最大乾燥密度、最適含水比を利用する方法

    • 砂質土で用いる

    • 盛土で使用する材料を土の締固め試験を行い、最大乾燥密度と最適含水比を求める

    • 施工後、乾燥密度と最大乾燥密度の割合を求めて、締固め度から規格を満たしていることを確認する。

    • 材料ごとに規定する必要がある。

  • 空気間隙率または飽和度を規定する方法

    • 含水比の高い粘土に用いる(乾燥密度による管理が難しいので)

    • 締固めを行った土の空気間隙率または飽和度が一定の範囲内に収まるように規定する方法

    • 土地の湿潤密度と含水比から測定可能。

    • 空気間隙率は10%以下で管理される事が多いが、2%を下回ると過点圧となるので、注意が必要

  • 強度特性、 変形特性で規定する方法

    • 強度:平板載荷、CBR、コーン貫入試験K値、

    • 変形:プルフローリング

    • 砂質土に向いている

    • 締固め後の水の侵入による強度の低下について確認できない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?