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【林道探索】肝要林道

こんにちは、かもそばです。

学生時代、休日は京都で色んな林道や道っぽいところの探索に少しだけ勤しんでおりました。

時は過ぎ、都会のアスファルト天国。
近場にも割と砂利道はありました。しかし、私が求めているのは小さな冒険でありアドベンチャー。近場で見つけるのは困難に思えました。そして目を向けたのが奥多摩方面です。

ということで林道探索シリーズとして探索成果があれば随時記していこうと思います。

※注意事項
本記事は林道の往来を推奨するものではありません。探索には細心の注意のもと自己責任で行っております。また、無断転載はご遠慮ください。

■週末の郊外事情

和田峠の石碑

上京して初めての山ということで和田峠へ行ったときのことです。都会の郊外はカオス。そう、ハイカーの存在です。これまでハイカーは登山道のみに生息するものと思っていたため、公道を歩いて峠を目指す姿に驚きました。アブナイヨ。

要は峠から登山道やトレッキングルートへアクセスするのでしょう。自転車は登山道、トレイルにおいて肩身が狭い乗り物です。ましてや都会の郊外では必ずと言っても少し過言はある程度にハイカーが視界に入ります。よってハイカーの方を気にしなくてもいいような道を探すことにしました。

ちなみに私が使用するツールはGoogle Map、STRAVAヒートマップ、そして地理院地図が主です。

■探索エリア

登山やハイキングで有名なエリアとして高尾山であったり、前述の和田峠などは候補から外しました。加えて神奈川県南部にはまだ行ったことがありません。

よってオンロードの土地勘もないため多摩川上流方面を候補として調査しました。そこで目をつけたエリアが奥多摩方面の山間部です。まずは日の出町を中心に探索することにしました。

■探索内容

今回の探索エリアはマップ情報からもアタリである可能性が高かったため、期待を膨らませてのアプローチでした。そんな思いを胸に多摩サイを登り、奥多摩街道をひた走ります。

行き着いたのは青梅方面。少しルートミス。その上、行きたかったうどん屋は定休日でした。カナシイ。仕方ないので林道に近い登り口まで向かい、道中のコンビニでカレーと魔剤を頂きました。

エネルギーをチャージしたところで梅の木峠を北側から登ります。しかし、残念ながら通行止めでした。

梅の木峠北側

通行止め看板と写真を撮るのいいですよね()
どうやら南側はゲートもない様子。看板の横にゲートを抜けた跡があり、グレーではありますが通過はできそう。ただ、今回は周辺の土地勘を覚えることも重視していたため来た道を引き返し、別の登り口へ向かいました。

次に目指したのは梅ヶ谷峠です。このエリアにメインディッシュのルートがあります。これがなかなかの距離であったこと、帰りの時間、etc…。以上の理由からルートの途中から部分的に走るプランへ方針転換しました。

そんな中、梅ヶ谷峠の登坂中に見かけた林道が肝要林道です。

肝要林道アプローチ

今回のアプローチ方向では登り基調で、最終的にメインディッシュのルートへ続いていることをマップ上で確認していました。ということでしばらく綺麗なグラベルを登ります。すると通行止めのチェーンがありました。

台風のため通行止め?

地理院地図ではこの先行き止まりです。未確認ですが、この先のルートが肝要林道の続きと考えるのが妥当。この林道に入った目的はメインディッシュの林道へのアプローチです。この通行止めの看板の周辺にある支線を探しました。

肝要林道から延びる支線

1本別の支線がありました。こちらの道は肝要林道ではない支線らしく名称等は不明です。マップの等高線から険しさを感じます。案の定、進んですぐ担ぎ区間となりました。

これより先は厳しいか

雨が降った後日で粘土状の赤土。これが地理で習った関東ローム層らしい。これより先は足場が怪しいと判断し、雨水で掘れていた区間の手前で引き返しました。マップ上でもここから先はハードな区画になると予測されるため正しい判断だったと思います。

■まとめ

誰も踏み入れないてあろう自然むき出しの景色

今回の探索は以上となります。探索した区間は短いですが関東の地質や雰囲気を知る良い機会になりました。日の出町エリアは再度探索したいと思います。

以上、ご拝読ありがとうございました。

かもそば

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