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側弯症の原因を考えたことは有りますか?

西荻窪駅から徒歩3分の股関節整体院・鴨下療法所です。

 そもそも側弯症の原因はなんなのでしょう?

 この問題を考える前に、実際にあったこのお話を紹介します。

 元気にサッカー部で活躍している中学生の男の子が、ある時にチームメイトとサッカーゴールの移動をしていたそうなのです。

 その時に、誰かが手を放してしまい、彼にゴールの重さが極端にかかったのを踏ん張って支えてしまった結果、腰を痛めてしまったのです。

 激痛ですぐ病院を受診すると、椎間板ヘルニアとの診断名が付き、お医者さんは「すぐ手術をした方が良いです。片方の脚が5センチ長くなってしまっているから、脚を切断して両脚の長さを揃えます」と言われたそうです。

 ご両親は、その脚を切る術式に納得が出来ずに、周りの方々に相談されて他の方法を探したそうです。(ネットもない時代です)

 そして、ご主人の会社の同僚の方が1冊の本を貸してくれたそうなのですが、それが・・・

 『治らないとあきらめている人へ送る・私が見つけた名治療家32人』(祥伝社刊)

 そして、その本に礒谷式力学療法の創始者礒谷公良先生と遠藤周作先生の対談が載っていて、その話にピンと来て中野にある礒谷式力学療法中野総本部(私も13年勤務していました)で股関節・骨盤矯正を受けて、矯正運動(主として脚の筋肉系の作り変え)に取り組み、痛みで30分と同じ姿勢が取れなかったのが3か月後には運動会で100メートル走を全力で走れるまでに回復したそうです。

遠藤周作先生はコリアン先生のニックネームで親しまれましたね。懐かしいですね。
『海と毒薬』など読んだ記憶が有ります。
礒谷公良先生。礒谷式力学療法を70年以上前に創始した、世界に誇る天才だと思います。

 ここで、この本から少し引用したいと思います。

 左右の脚の長さのアンバランスを矯正することによって、骨盤のゆがみを正常にする。骨盤のゆがみが正常になれば、背骨真っすぐになる。
 そして、背骨が真っすぐになれば、その結果、ぎっくり腰、腰痛、ヘルニアなどのほか、様々な内科疾患も治ってしまう…これが礒谷式力学療法の根本原理であるという。

 遠藤:一日にどれぐらいの患者さんをごらんになりますか?

 礒谷:患者さんの数としては200人です。

 遠藤:骨盤を治すと背骨も矯正されるという事ですか?

 礒谷:いえいえい、骨盤を治せば背骨は治るという理論は昔からあるのですが、私の場合はもう一段階、その根本原因にさかのぼるわけです。

 遠藤:それは何でしょう?

 礒谷:一言で言うと、脚の長い短いです。骨盤が異常になる原因は脚の左右の長短に根本原因が有るのです。

 この様なお二人の会話スタイルで、269ページから280ページまで礒谷式力学療法の理論や実践、ヘルニアや腰痛を完治された方の体験談が紹介されています。

 この本は残念ながら絶版となっておりますが私は1冊持っておりますから、ご希望の方にはお見せしています。

 導入部分で長くなってしまいましたので、続きは次回ですが、側弯症でお悩みの方は是非この話を吟味してみてください。

   側弯症を原因から解決する礒谷式力学療法× cS60の整体院    
         杉並区・西荻窪  鴨下療法所


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