高齢出産と骨盤を支えるのは脚!!
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【高齢出産と骨盤を支える脚】
ネットで高齢出産をされた方の体験記事を読んで、その大変さを改めて考えました。
この方の記事には・・・・
◎出産後、骨盤が緩んで家の階段から何回も落ちました。
◎帝王切開後の痛みもなかなか消えませんでした。
◎産後、半年は体力がぎりぎりでした。
◎視力が低下した。
◎外出を一日しただけで、次の日は起き上がれないぐらいに疲れた。
というような壮絶な状況が書かれていました。
我が家の出産は、家内が33歳と38歳でしたが、二人目の後はかなりきつそうでした。
もうずいぶんと前のことになりリアリティーを持って思い出せませんが、私も夜泣きで起こされるだけでもきつかった記憶がありますが、お母さんの大変さはそんなもんじゃありませんよね。
まず初めに、産後の骨盤調整と言う言葉を聞きますが、これは出産により骨盤が転移してしまった状態を元に戻しましょう、という事なのですが、気を付けなければいけないのは、骨盤、股関節周辺の筋肉を緩めるだけで元に戻そうとすることです。
どういう事かと言うと、出産の前後でお母さんは歩くことなどが少なくなり、脚の筋肉も弱くなっている状態で、出産は骨盤・股関節のストレッチともいえる大きな動きなのですから、筋肉自体は緩んでいるわけだからです。
つまり、緩めて骨盤・股関節を良い状態に戻したら、それを維持できるようにバランスよく脚の筋肉を鍛えなおす必要があるのです。
そこで、このような状況に役に立つようなアドバイスをいくつか書いてみます。
①この方も妊活中に体を鍛えられていたようですが、とにかく脚を鍛えることが大事です。体重が7~10㌔増えるわけですから脚の筋肉もその重さを支えるために強化しないと股関節の状態が変化してしまうのです。昔のお姫様も普段は上げ膳下げ膳の生活をしていても、妊娠すると床にばらまいた豆を拾うというようなトレーニングをして足腰を鍛えたそうです。また、特にこの時に鍛えたいのは内転筋群という太ももの内側の筋肉です。この筋肉が出産後に骨盤をもとの状態に戻すのに必要な筋肉になりますから、内転筋群が弱いと元の状態に戻るのに時間がかかり、転倒や腰痛の原因になります。この内転筋群も鍛えるためには正しく歩くことがとても重要ですからご注意くださいね。
②出産、出産後にお母さんは血が足りなくなっていますから、目が疲れています。ですから強い明りは厳禁です。出産後は部屋にカーテンを引く、照明をなるべくつけない、スマホ、PCはしばらく我慢するなどして目をいたわってください。
③我が家でも実践しましたが、出産後骨盤が左右片側づつ元に戻るので、両方が均等に戻るまで歩かない方が良いという考え方は井本整体の本から学びました。そのチェック法も本ににありますので機会があればお読みいただきたいと思いますが、アマゾンで見ると中古本しかなくなっているようです。我が家では骨盤が戻るまで約2週間休んでいましたが、これは他にお子さんがいらっしゃる方などはできない方も多いと思いますので、出来るだけでも意識して小股で歩く等をお勧めしたいです。そして骨盤が元の状態に戻ったら、それまで寝ていたリハビリだと思って少しづつ歩く時間を増やしてください。赤ちゃんがいるとお母さんはどうしても歩く時間が減ってしまいますが、脚の筋肉が弱いままだと体の代謝も悪くなりますからご注意くださいね。
鴨下療法所としましては、まずご自分のお体の状態を知っていただき、育児がご自分の体の負担にならないような体の使い方を覚えていただくために、可能であればお父さんとご一緒に来ていただき、お父さんにもご一緒に実践していただくことをお勧めいたしております。
また、不妊治療中の方で体温が低い方は、礒谷式力学療法によるトレーニングで体温を上げて妊娠しやすく出来ますのでご相談ください。
高齢出産後の大変な時もお役に立てる礒谷式力学療法× CS60の整体院
杉並区・西荻窪 鴨下療法所
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