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【地酒求めて三千里】本家松浦酒造ナルトタイの店(徳島県鳴門市)

自分にとっての最高のお土産が、旅行先の地酒。Googleマップでその土地を開いたら「日本酒」または「ワイン」で検索し、評価の高い酒屋や酒蔵、ワイナリーを調べます。

今回の旅行先「徳島」で調べた結果、見つけたのがこちら。徳島駅からは少し離れた場所にあるものの、JR鳴門線「阿波大谷」駅から歩ける距離。これならお酒だけでなく、鉄分も補給できる。決定です。

徳島駅から阿波大谷駅までは、列車で20分。電車ではありません、列車です。徳島は全国で唯一「電車がない都道府県」なのです。

うなりをあげるディーゼル車に揺られて、到着した駅は無人駅。旅情をかき立てられますね。

年季の入った車体が愛おしい

スマホを頼りに、てくてく歩いて5分ほどで到着。看板は控えめながら、酒蔵の目印「杉玉」を頼りに、軒をくぐります。

肝心の杉玉が暗くて見えないという

中に入ったものの、ひとけが無く。恐る恐る進んでいくと、売り場やカウンター、テーブル席が設けられた広いスペースに。するとバックヤードから爽やかな兄さんが登場。ホッと一安心。

辛口の酒を探していることを告げ、おススメを紹介してもらうことに。選んでもらったのは、こちらのラインナップ。

さながら四天王

1本ずつ試飲させていただいたのですが、それぞれに良さがあって「みんな違ってみんな良い」状態。少しずつしか飲んでいないのに、早くも酔いが回りだす。

「水ト米」が女子向け的な商品とのことで、残りの3本をお買い上げ。さらに「JALのファーストクラスで採用されてます」のPOPにやられて、酒粕のサブレも購入。パッケージもかわいい。

すべてをレジに並べると「合計7000円なら送料無料ですよ」という甘い誘い文句。そこまで言うなら…と、一度は却下した「水ト米」を復活させ、結局すべてお買い上げ。

良い買い物ができたと、満足しながら帰路へ。今度来るときは酒蔵見学を予約しようと心に誓う。

ちなみに近隣には、こちらも見学可能な醤油蔵に、素敵な食器を作る窯元と、酒蔵と一緒に楽しめるスポットも(ここにレストランがあれば完璧なのに)。お酒に醤油にお皿が揃えば、豊かな食卓が作れますよ。

旅行から帰宅後、届いたお酒の中で最初に飲んだのは「あわいちば山田錦100%」。生酒なので早めにいただきましたが、スルスル飲めて危険なお酒です。クセがなく、辛口好きなら、おススメです。

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