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キャリア教育からバイアビリティ教育へ2

先日、地域における学校活性化イベントで講演をさせていただきました。

今回は、“未来の教育について”を中心にお話させていただきました。

バイアビリティ教育について講演

バイアビリティ教育についてYouTubeも公開中です。
ご興味のある方、よろしければフォローしておいてもらえると幸いです。

長期的価値を学校教育の中で身につけていく事の必要性

社会に出た時に、より求められる働きができる価値=喜んでもらえることを習慣化させる。

たくさん喜んでもらえれば大きなビジネスにつながり、生活の安定も期待できる。

魅力があり、発展性があり、持続可能性がある、長期的価値を導き出す必要がある。

その思考そのものを習慣化することで人間力が向上し、活躍したり感謝される場面が増えることで自己有用感を感じることができる。

生きていくうえでの喜び、モチベーションが高まる。もちろんストレス社会へも太刀打ちしやすい。

激動の時代だからこそ、それを習慣化させ価値をつけていく。

低学力=貧困層
それらを救うためには、社会に出る前に高校教育でやっていく。

近年では勉強ができる子にもやっていく必要性もあるのではないか。

ひきこもり、社会不適合、離職を経験した若者が、自分に価値がない事を苦に自己嫌悪に陥る。

キャリア教育だけでは物足りない。
それに付随する価値=求められていることに応えられる能力=喜んでもらえるもの=生きる原動力、ビジネスにつながる。 
考える習慣にも直結する力を身につける。


バイアビリティ教育として提唱

今後のAI化に対応した教育、つまりAI化されない職業を予め高校教育の中で学ぶ。例えば選択科目やコースを設置し整えていく。

それが進路選択を円滑にし、将来の生活を安定させる礎になる。

社会に出た時に生計を立てる力、貧困層阻止のための大きな力となる。


高校生を想定したバイアビリティ教育の概要

学び直し

基礎学力が定着しなかった生徒や、外国籍で日本語習得など基礎学力をつけるための選択科目を設置し学びを実践する。

社会に出た時に勉強が役に立つ実感をする人はまだまだ少ない。
教育がそこにフューチャーされていないから
根底から考え方を変えて、学校教育が必ず社会で役に立つという実感が持てるよう導く。
 
学校教育のひとつひとつが社会につながっていることを意識しながら生活していくことで必ず社会に出た時に活かされる。
現状それがなさすぎる。

遅刻、提出物など当たり前に社会に結びつく内容。
日々の学校生活の中で意識付けをしっかりしていく。生きていくための長期的な価値をつけていく。

求められること=喜んでもらえること


バイアビリティ教育とは「長期的価値」を身に着けることにポイントをおいた教育。

価値とは?
「求められていること」

シンプルにいえば
「喜んでもらえること」

多くの方に喜んでもらえるとビックビジネスが獲得できるし、大小にかかわらず「喜んでもらえること」を「考える習慣」として身につくと人間性も高まります。
つまり長期的価値になることを学びの習慣化にすることで自分だけでなく関わる全ての方に喜びをつなげることができます。

喜んでもらえることができると「貢献している」「自分の存在価値がわかり」「生きがい」を感じ、イキイキワクワク生きることができます。
自己有用感が高いとストレス社会に耐えやすくなります。

本来の教育とは社会で必要になる力をつけて卒業できる。この仕組みが必要であり全日制で学ぶ原点です。
あまりにも大学受験や不必要な社会で使わない知識習得が多すぎることが問題で、その結果多くの大人たちが
現在苦しみながら耐えながら自分自身葛藤しながら自分の価値を見出せず苦しんで方が多数存在することは事実です。

キャリア教育からバイアビリティ教育へシフトする未来

現在勤務している高校での取り組みが教科書に採用。
しかし人口減少等により定員割れを起こしてしまう環境にある。

今一度、日本で最初の取り組みとして周知してもらいたい。

現在も教科書で掲載している高校の中で、
美容を学ぶ授業と部活動や、高校生美容室
Akebono hairで、まさにこのバイアビリティ教育を行なってきた。

【ポイント】
❶AI化されない仕事を早く修得し長きにわたり安定的な生活が実現できる。
❷業界の離職する原因を抑えあらかじめ卒業後の躓きを乗り越えられるよう学ぶ。
❸商品開発を通じ特に 販売体験などで喜んでもらえることを体感し、自己有用感を高めることができる。
❹喜んでもらえることを日々 意識することで人間性が高まりより良い環境がひろがる。

今後は世の中の全てにおいて根源となる“価値”を見出していく、作っていく習慣を身につけるべきです。

人間性が高まる、社会に貢献している、生きがいを見出していける。

ストレス社会では意義のある取り組みであると確信している。
その数が多ければ多いほど最後はビジネスにもつながる。
社会生活において価値を常に意識して生活することが根源。誰でも意識すればできる。

一つの業種にとらわれるのではなく、学校全体でシステムを構築し、つまずきを経験した生徒たちにまずはアプローチをかけていきたいと思い、この内容をお伝えしました。

子供=社会の写し鏡である

経済、社会情勢において、あらゆる場面で子どもたちをサポートする体制が厳しい中、精神的、金銭的にゆとりのない子供時代を過ごす子が増えてきている。
これからの日本において、適切な教育をしていく事が非常に困難である。
子どもたちが心に闇を抱えてしまい、つまずきから社会不適合になってしまう若者が爆発的に増えている。

これら弱者と言われる人たちに手を差し伸べて行く必要性。
少子高齢化でも問題なく運営していける学校を展開していくことを強く提唱しました。

また今後さらに掘り下げた内容を発信していきます。 


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