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「推しの紙」に押しまくる!? コスモテックさんの2024年 年賀状に『ディープマット』をご採用いただきました~!

こんにちは、ふたたび 紙谷 刷太郎です~。
前回は、わたしの「推し紙」である『ディープマット』(紙の名前)という紙の 一体どこが推しなのか をくわしく説明しましたっ。

ここでは、その『ディープマット』を使用した箔押し加工会社コスモテックさんの2024年の年賀状について触れたいと思いますっ!

コスモテックさんのX(旧Twitter)より
「ものすごいたくさんの人が見ているっ」
これが『ディープマット』と思うだけで紙谷のテンションが高くなります!

 
箔押し加工会社コスモテックさんから年賀状の紙についてご相談をいただき、箔押し加工やエンボス加工とも相性が良い『ディープマット』を含めた数種類の紙をご提案したところ、コスモテックの現場リーダーの前田瑠璃さんに『ディープマット』の触り心地、ぱきっとした硬さなどを気に入っていただき、見事採用となったのでした~!

前田さん、ありがとうございますっ!!!(去年に引き続き感謝ですっ)


年賀状には全5回の加工が!

年賀状の表面には箔色3色とエンボス加工が~! 豪華すぎる~!!!


「推しの紙」『ディープマット』が箔押し機でがんがんに押されまくることにっ!!!

コスモテックさんの年賀状は、表面には何と箔押し3回とエンボス加工1回が押されて、さらに裏面には箔押し1回と、1枚の年賀状内に合計5回も押されているのです…… 「ふつうではありえない所業なのですっ」

年賀状の裏面(宛名面)に箔押ししているところですっ。
写真(上)は白箔押しで加工しています!


さすがの『ディープマット』もこれほどまでに過酷な、いやこれほどまでに豪華すぎる加工を経験したことがなく、果たして紙として耐えられるのか?(仕上がった時には紙がボロボロになるのではないか?)と心配していましたが、コスモテックの現場の皆さんの絶妙な機械調整と職人技もあって何とか耐え抜いてくれたのでした~!

「それにしても凄すぎます!!!!!」

デザインが箔押し機というのもカッコイイ~!
デザインは S_D さまによるものっ!
(写真はまだ年賀状の1工程目を終えた時)

 
コスモテックさんの年賀状(キャンペーン)の制作に入るまでの経緯やこだわり、年賀状のリアルな製作過程はコスモテックさんのnoteの中でかなり くわしく説明されていますっ。紙加工にご興味のある方にはとてもおもしろい、またお仕事の参考になる内容となっていますので、ぜひお読みくださいませ~!(下記)

全42種類の年賀状を見比べることができますようにっ!

2024年の仕事始めの日、わたし紙谷にも無事に完成したコスモテックさんの年賀状が届き(上記の写真のもの) 改めて完成した年賀状をじっくり細部まで眺めていて思ったことは、

「やっぱり現物のインパクトはすごい~!!!」
「すさまじい物体、物質感!」「すてき過ぎるっ!!!!!」

という印象でしたっ。

同時に、いくら高画質な画像や動画を駆使しても、現物のこの感じ・印象は やはり伝わりにくく、また紙と箔押し加工の組み合わせにより、イメージが大きく変わるおもしろさや、目の錯覚なのか紙の色まで違って見えるこの不思議さは「実物でないと確実に伝わらないっ!」と思いました。

こちら(下記)にはコスモテックさんの年賀状応募者(なんと1500名さま)の皆さんがアップされている写真・動画・コメントをコスモテックさんによってまとめられているのですが、皆さんの熱量が本当にすごいのですっ。皆さんもきっと「実物ならではの凄み」はわかるはずっ!

さらに、透明の手帳カバーの下に大切に保管される方、額装して部屋のインテリアにされる方など、年賀状を通り越して宝物として愛でている方も数多く見受けられ、わたし紙谷も胸が熱くなりましたっ。 「紙を、『ディープマット』を大切にしてくださって、ありがとうございます!」と。


あらためてわたしは『ディープマット』の持つ、紙そのもののポテンシャルの高さと、新しい魅力を発見できたような気がするのですっ。

そして、すぐにコスモテックさんに、年賀状全42種類をギャラリーで展示させていただくようお願いしたところ、大変ありがたいことに快諾をいただけのでした~!!!(コスモテックさん貴重な年賀状をお借りすることになり、本当にありがとうございますっ!!!)

 
コスモテックさんの全42種類の年賀状は2024年1月15日(月)からペーパーボイス東京(平和紙業株式会社のギャラリー)でスタートする『HEIWAカレンダー展2024』の中で展示させていただきますっ 。

42種類の年賀状を紙色ごとに並べているのですが、紙の上に乗る箔の色が影響して、
紙色が全て違って見えるのがとにかく不思議ですっ!
年賀状を近くで見ていただくと、ガサガサした紙の表面と箔の光沢との対比や、
箔が押されて凹んでいる部分と、エンボス加工で盛り上がっている部分との対比が
とてもよくわかると思いますっ!
午前中の朝の光に照らされて神々しく輝く年賀状がとてもカッコいい!!!


全42種類の年賀状は、触れていただくことはできないのですが、その代わりにわたし紙谷宛に届いた年賀状を展示年賀状の横に置いておきますので、ぜひお手に取って箔押し・エンボスの立体感を体感していただければと思いますっ!

展示は2024年2月29日(木)まで開催していますので、ご興味のある方はぜひお越しくださいませ~(入場無料。土日祝日は休館となっておりますのでご注意ください!) また、平和紙業株式会社のギャラリーではありますが、緊張しないで、誰でもお気軽にご入館いただければうれしいですっ!
 
ということで、本日もわたし紙谷がお伝えいたしました~。
ありがとうございました~。


「HEIWAカレンダー展2024」

会場:ペーパーボイス東京
会期:2024年1月15日(月)~2月29日(木)
時間:9:00~17:00(土日祝 休館)(入場無料です)

住所:東京都中央区新川1-22-11
電話:03-3206-8541

圧倒的な「もの」としての力強さをリアルに目の前で感じていただければと~!
「ぜひ間近で実物をご覧くださいっ」
コスモテックさんの話ですと、年賀状が一同にまるっと揃うのは今回が最初で最後~!


【 コスモテック 年賀状クレジット 】
デザイン : S_D( X アカウント @s_design33
箔押し  : コスモテック
紙選び  : 紙谷 刷太郎

※ 会場内で年賀状の写真・動画撮影はOKです!
※ SNSによる情報発信(写真・動画投稿)もOKです!
※ 年賀状の配布は行っておりません!

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