愛される人、敬遠される人。
人間関係の根本はやはり相手にどう対するかという問題よりも 、
自分が相手に対してどんな存在になるか 、
どのような心 、感情を示していくか、
ということがより重要な要因であるのは間違いないところでしょう 。
by『人に愛される人、敬遠される人』(著)アルボムッレ・スマナサーラ
相手にとってどんな存在になるか。
どのような心、感情を示していくか。
そのようなことを意識して人間関係を築いたことはなかった。
ある意味自分をどう見せるかというブランディングだ。
例えば
元気を与えられるような存在になる。
価値判断しない心で明るく接する。
という意識で接すれば、
そのような人間関係を気付けるだろう。
意識は確実に自分をコントロールできる。
逆に意識しなければ感情のまま流されてしまう。
感情は放っておけば勝手に負の方向へどんどん進んでしまう。
人間は過去の後悔、未来の心配という刺激的な妄想が大好きなのだ。
しかし、私たちは意識をコントロールする力を持ち合わせている。
意識をすれば、なりたい自分へ導くことができるのだ。
他の動物にはない人間オリジナルの尊い機能ではないだろうか。
もう一つ、同じ本の中から
お気に入りの言葉をご紹介する。
頭のなかで考えること 、
口で喋ること 、
身体でする行為 、
その三つの行為をすべて慈しみの心で行いなさい。
慈しみの心とは 、
自分のために 、
そして人のために 、
そしてすべての生命のために
という心です 。
人のためだけではなく、
まずは自分のために。
そしてすべての生きとし生けるもののために。
うん、
まずは自分なのだ。
人が尊いように、
自分もまた尊い。
小さな小さな生き物であっても
同じく、尊いのだ。
私たちは
自分を含め
生き物を大切に扱うことで
人に愛される人になれるのである。
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