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自分と他人

僕は福祉の世界に足を踏み入れてから15年ほど経ちます。
人生の半分ほどは携わっていることになります。

「福祉」と聞いて連想されるものは
「老人」「介護」「障害者(児)」
このあたりだと思います。

その中でも僕は主に「障害」と関わりを深く持っています。今でもそうです。

「障害」というと世間一般的には
「身体障害」「車椅子の人」などを思い浮かべるのでしょうか。間違いではないですが、
僕は「知的障害」「精神障害」の方たち、子どもたちなど、一見わかりにくい人たちとの関わりが多かったです。(慣れると雰囲気でなんとなく感じます)

僕も含め、福祉の仕事に就く人たちは
いわゆる「グレー」の人たちがいる傾向が多いなと感じています。

この人やりづらいな。
いつまでも仕事覚えないな。ミスが多いな
協調性に欠けるな
などなど。感じたことがある人もあるかもしれません。

福祉の仕事の世界はそういう人にも優しく、受け入れているのでは?
と思うかもしれません。

しかし、そんなことはありません。
むしろ邪険にするような、そんな傾向があると僕は感じています。

誰でも得意、不得意はあるし、
その「グレー」と言われている人でも
能力を発揮できるところがあるはず。

福祉の仕事をしている人でもそこは関係ないという人が多いのです。
一緒に働く人を大事にするということは、自分も守れるということを思ってくれると働きやすいのになと、思っています。

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