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俺、実家を追い出される。同時に神様たちも家出
実家が没落寸前という連絡が来たのは、つい先日のことであった。実家には家主の親父とお袋、そして私の従妹が居候していた。なんでも従妹に危うく家の権利を奪われそうになり、あいつを追い出したのだと親父から連絡が来たのだ。
「なあ◯◯、頼むから帰って来てくれよ」
親父にしては珍しく弱気な事を言う。一年前、俺を追い出した時とは打って変わって弱腰である。
一年前まで俺は実家に住んでいた。というのもお袋が認知
呪いや祟りの正体を考察してみた
漫画や映画で呪いとか祟りで、血飛沫あげてとか突然死みたいな描写ってあるじゃないですか?
それが“呪いや祟り”だから不気味で恐ろしい描写なわけですよね。そういうのって目に見えないから恐怖心煽るわけです。 ただ視点を変えてみて“呪いや祟り”に準ずる何かに置き換えたらどうなんだろうと思った。
劇画『はだしのゲン』で食料を探して荒廃した市内を奔走する主人公ゲンが、熱中症で倒れた時に一人の兵士に助けられ
特撮を語る第1回「人造人間キカイダー、キカイダー01」
正義〜と悪とのぉ〜青と〜赤ぁ〜🎵
怪談も良いけど特撮の事も書きたくなった!というわけで書いてみます。
今回は『人造人間キカイダー』と『キカイダー01』にしよう。
初めて彼らに出会うのは私が、まだ3歳児だった頃。忘れもしません祖母が何思ったか大人向けの東映特撮の写真集を可愛い?孫にプレゼントしたのが切っ掛け。大きくなったら仮面ライダーかウルトラマンになると言い切っていた今考えると「もう少し将来は
月下美人屋敷狂⑩ エピローグ
「じゃあ静江は死なずに済んだんですか?」
善道探偵事務所に浅井先輩が、その後の報告へやって来ていた。先輩はソファーに座ってタバコを吸う。
「ああ。重傷だったが一命は取り留めて、今日から事情聴取が始まる。まあ彼女は極刑は免れんだろうな」
私はお茶をすすると先輩に
「でも先輩、彼女の行動は上記を逸してました。もしかすると精神鑑定の結果、刑法39条が適用する可能性も...」
すると浅井は
「
立派なアレを持った大根の話
ある日の農作業中、Kさんは旦那さんと驚くべきものを発見した。それは植えていた大根を抜いたところ、それが明らかに男のアレがついたような大根だったという。Kさんらは笑い話としてそれを写真に撮り、孫のMちゃんに見せたという。ところがMちゃんは笑うどころか嫌悪感を露わにしてしまい、Kさん夫婦は「やってしまった」と思っていたという。そして大根はそのままカゴの中で出荷を待つことになった。これはその大根の話。
少年ウルフとかぼちゃお化け
子供の頃の話です。
少年ウルフがまだ5歳くらいの頃。夜中に尿意で目が覚めて2階の部屋から暗闇の階段を歩いていました。自分の家なのにそうじゃないみたいな感じで怖がって階段を降りていた時です。
「どこへ行くんや?」
聞き慣れない声に驚くと階段を降りた先の玄関に何かがいました。僕はそれが恐ろしくなって逃げようとしました。すると凄まじい力で足首をもたれ暗闇から
「どこへ行くんや?」
「どこへ行く