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住宅ローン 固定?変動?それよりも大切なこと ~隠岐育ち松江市在住FPの豆知識~ 

皆さんこんにちは!
島根県松江市のファイナンシャルプランナーかみです。

山陰地方は雪がちらちら舞ってます。
こんな中でも我が家のわんこはドッグランで大はしゃぎ!
他のワンちゃんといっぱい遊びましたよ。

これから暖かくなるとアウトドアには良い季節になりますね!
我が家ではお客さんとハンバーガーづくりを計画していますよ。
早く暖かくなってほしいなあ!

こんな感じで仕事・黒ラブとの暮らし・BBQを楽しんでいる田舎暮らしのファイナンシャルプランナーです。

住宅ローン 固定?変動?それよりも大切なこと


弊所では住宅購入に関する相談がかなりの割合を占めています。

その中で、お客様が気にしているので住宅ローンの選び方です。

固定金利がよいのか?変動金利がよいのか?

ネットの普及により情報量が増えてきて何を参考にしたらよいのか難しいですよね。

国土交通省の調べでは、変動金利を利用している方が全体の76.2%を占めています。

次いで固定金利期間選択型が13.5%、全期間固定金利型が3.4%です。

この結果をご覧になって山陰にお住いのみなさんはどのように感じましたか?

「え!固定期間選択が多いのではないの?」と思われた方は少なくないでしょう。

山陰の金融機関は、変動金利ではなく固定金利選択型や2段階固定金利型を勧めてきますからね。

10年くらい前までは地元の金融機関の住宅ローンを利用するのが当たり前でしたが、最近ではネット銀行でも住宅ローンを扱うところが増えてきて、特に変動金利の金利引き下げ合戦が熾烈です。

利用する側の気持ちとしては・・・

・購入金額が高いから金利はできるだけ低いものを利用したい

・変動金利は上がるのが怖いから安心できる固定金利を利用したい

・地元の金融機関の方が安心感がある

・金融機関が2段階固定を勧めてくるし、皆が利用しているから我が家も

こんなところでしょうか。

私は変動金利の選択はありだと考えています。

変動金利は今後上がるとしても0.25%ずつですし、アメリカのように急激に上げてくる可能性は低いのではと考えていますから。


ですので仮に金利が上がっても十分にやりくりできる家計であれば、ライフプランを設計したうえで問題なければ利用してもよいと思います。


ですが、変動金利はそもそも購入金額に無理がある方にはおすすめしません。


変動金利のメリットとしては、金利が低いので月々の支払額に占める利息の割合が少ないということです。

といいうことは、借入額の残高が減るのが早いということですね!

デメリットとしては、金利が上がった分月々の支払額が増えますから、生活がギリギリの方や貯蓄可能額が少ない方は、将来家計破綻に陥る可能性があるかもしれないということです。


そもそも購入金額に無理がある方は、支払い年数を40年などと長く設定するわけですから、老後の生活資金不足というリスクをとることになります。


そして金利の上昇にビクビクしながら生活するようになるということです。

金利の上昇については先ほど申しあげたとおりで、やりくりできる家計であればそこまで神経質にならなくても良いかもしれませんけど。

それよりも注意してほしいのはそもそも購入金額に無理がないかということです。

弊所では何年も前からお伝えしていますが、家を建てるということは人生の中での私たちが活き活きと暮らしていくための手段であり、建てることが目的になってはいけないということです。

購入の検討している方は、是非現状分析をしてみてください。


これからのお金の流れが見えてきますよ!

将来ゆとりある暮らしを実現するためにも、身の丈に合った購入金額を計画したいものですね!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

ではまた!

※身の丈に合った購入金額の考え方については過去の記事をご覧ください↓


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