修士論文を控えた夏休みの焦り
こんにちは,毎度うるさく研究職したいしたいばかりの院生です.
プロフィールやマガジンをご覧の方はお分かりでしょうが,あけっぴろげメンヘラの院生です.
さて,昨日の深夜…今日に日付が変わった瞬間です.
教授からM2宛にメールが来たのですが毎度毎度ゼミ前に来る教授からの深夜のメールに怯えてたりもするのですが,最近の心持ちとか含めてちょっと整理しておきたいと思いました.もう個人面談の予約済み,日付調整中という感じです.
・夏休みって長そうでいて実際短い
夏休みは8月と共にやってきました.7月30日に中間報告会があったので,M2はそれが終わり次第夏休み,M1とB4のポスター発表は任意という感じでしたが覗いてきて面白いなあとかもう少し詰められそうじゃね?とか思ったり色々でした.
レベル云々はいいとして,その研究や卒業制作において必要なものをどれだけ夏休みに集められるかということは結構大事だと思います.ここで夏休みの使い方という話になってくるわけなんですが.
8月に始まって,後期は10月からなので実質夏休みは約2ヶ月というところでしょうか.うまく使えばかなりの進捗.下手したら…というわけなのですが,去年M1として復学した際,学校へ毎日通ってとにかく分析という毎日で随分と進捗を得られたのを覚えております.結果的に後期の研究では順調に工場訪問だったり色々と進めることができました.調査は結構楽しいですね.はい.
デザイン科のくせにどちらかというと分析タイプの研究なので,制作系研究をしている同期達とは違う方向性で進めていました.そしたらまああっという間に後期が始まってしまったわけですね.大人になると時の流れが早く感じるとはこういうことか…とか思いながら後期を迎えたものでした.
・今年の夏休み
今年は8月の上旬に博士後期課程の院試を控えておりましたので,院試まではひたすらスライドの修正とか原稿の読み上げ,スライドチェックなどに追われ,院試の直前には別キャンパスでの学芸員養成課程の夏期集中講座がなぜか重なり,授業を受けつつ別キャンパスに通ってなんかもう…って感じでした.でも将来美術館や博物館を研究施設として働くには是非とも欲しい資格なので頑張ります.(後期もまだ通年の授業やもう一コマあったりします)
それで14日後,つまりは2週間後に合格発表だったのですが,内部進学だから大丈夫とか色々言われつつも質疑がひどかったので本当にやばいやばいとか思ってあんまり何も集中できませんでした.研究しようと思って学校にも行きましたが,残っている検証の作業スピードも遅く,あんまりやる気というかモチベーションが上がらない.夏休みに教授に提出した夏休みの計画書では9月には論文を書き始めることになっているのに検証が終わらない.というか手につかない.助教に相談するも,まず院試後なんだから休んで,とのこと.そして論文も中身がなければしょうがないんだから焦って書くことを優先するより中身を先にいっぱいにしておく方が,後になって中身が足りませんでした,になるより全然いいんだから焦らずにと言われました.
休んだ気はしてました.家でだらりとしていましたが,頭の片隅で論文とか検証やらなきゃ,という中途半端な休憩をしていたので恐らく精神的には休まっていなかったんでしょう.やる時は本当にやるし,自分でも意味のわからないくらいの集中力を発揮して終わるまでトイレ行かないとか,これを終わらせるまでは絶対休憩しない,とか変な癖はありました.なのになんでこんなやりたい筈の研究が進まないのかな〜とか思いながら,週末は彼氏と本当に久しぶりに罪悪感を感じるほどの遊び(初の銀座のソニーパークや企業ミュージアムとか…所謂デート?)をしてきました.髪も切りました.そこへやってきた深夜の教授からのM2向けメール.そこには私含め3人はもう論文執筆に取り掛かってくださいね,的なことが書かれていました.
いや.まだ検証途中だって.しかも中身厚くするためのものでやっとまたやろうって気になってきたのに論文論文急かさないでよ…!書かなきゃいけないのはわかってるから…!というのが本音でした.復学を直面にした復学か退学か問題に直面したときと同じような感覚で一気に意気消沈しました.論文書くのに時間がかかるのはわかって入るけれど,8月は実質院試に持って行かれてしまって夏休みは9月から.そしてその間にやるべき検証の遅れも仕方ないので,遅れた分は遅れたなりにまた計画を自分で立て直してたし,自分でそこはリカバーするから.それをまた貴方の圧力で急かされたら私死ぬわ…と危機感を覚えました.というのも,ここ最近耳の調子がすこぶる悪かったりまた起立性調節障害的な一面がぬっと現れてきたからなのです.
・頭をよぎったのは1年半前の宣告
今通院している大学病院の前通っていた実家の近くのクリニックでは,実はADHDのグレーゾーン診断を受けていました.まあ,グレーゾーンということで当時はストラテラという薬を一時期処方されたものの,なんか頭を締め付けられるような感覚で嫌気がしたのと,ある意味でADHDは個性だという意見がありました.まあ,色々なネット上に転がってる医療機関のチェック項目を見る限り自閉症スペクトラムもちょっとだけ入ってそうなのですが,え,マジ?私リアルアスペ?とか思って苦笑してました.
院試の時もある程度の質問は想定していたものの,それ以外の質問がきた瞬間に頭の中がショートしてしどろもどろになるし,また1から話し始めるので簡潔に話をすることができない.私のnoteがつらつら長くなってしまうのも多分そのせいです,いつもすみません.そして優先順位をつけるのが下手.等々色々あるのですが,先日通院日にバウムテストをしてきました.テスト前の臨床心理士さんとの面談では1時間半も喋り倒してしまい,またダラダラ喋ってしまったので,心理士さんにもその傾向あると言われてしまったし,疲れなかった?と聞かれました.全然疲れてません.というか寧ろこんなにまた自分のこと喋ってしまった…という気分にもなります.まあそれの裏付けという意味でもテストしましょうとのことで,前のクリニックでやったバウムテストは1回だったのですが今回は3回も木を描かされました.夢の木と言われた時には最早綿あめしか出てこない頭ハッピー野郎でした.
それを踏まえまして,母にも前言われましたし,今回の臨床心理士さんにも言われましたが,自分で決めたルールややり方が崩れたり口出しされたり,それが崩れると途端に思考回路が破綻,そして無気力,鬱的症状になってしまうんですね.そして今回のメールを受けて,私の中での計画が一気に破綻.バスン,となったわけです.
・これって発達障害?それともただの意識低い学生なだけ?
まだテストを受けてる最中なので発達障害とは断言できませんし,私は別に生活していて苦はありません.ただ,彼氏には何度か無神経な発言を諭すように怒られるというか,注意されたりしました.心がけていたつもりが再度同じことをして,また,前言ったよね?と注意されたこともあります.こういうこともあってちゃんと診断してもらおうと思って今に至ります.そしてそれをやっぱり教授にも話しておきたくて面談を入れてます.結構集中型ですし,書く時はガーッと書きます.書くことが嫌いじゃないのでこれをたまに長々と書きつつもはてなブログさんでは(ID:mekotasu)ほぼ毎日の出来事を文章化するようにしています.書くことに慣れるということもありますし,私と同じ経験をしたりした方に少しでも見ていただけたらと思ったり,あとは遺書的な役割として遺しています.
やる気になったら本当にやりますし,私のペースもあります.それにまだ自分から見ても検証段階で材料が足りないから検証を行っているので論文を書くという段階にまでまだ踏み切れないのです.
そこで論文書け書けと急かされても困るのです.私のペースとか計画を乱されてるような気がしてまた焦って卒制の時の二の舞になりそうで怖いです.またパニックを頻発するんじゃないか怖がったりもしてます.教授には一応そういうこともあるので書かなきゃいけないのはわかってるし一応自分のプランもあるので,ということであまり急かしたりしないでもらいたいという旨を相談しに行く予定です.私が今の研究室の中では一番長いですし,色々厳しいことも言われますが理解のある教授なので少し進め方に関しては相談したいのです.
さて,ここで各大学の教授達はこんな修士の生徒がいると面倒と思われるのか.それは私にとっては謎ですが,こういう変な(?)研究職志望の学生もいますよということで書かせていただきました.
・生徒をもう少し信じてください…
本当に研究職を目指しているからこそ,自分のペースで,きちんと進捗発表の日には進捗を持ってくるという計画性を自分で立てられる学生でいたいのです.
教授もデザイナーとしてのお仕事を抱えての業務なので忙しくあまりお時間が取れないのはわかってはいますし私たちを鼓舞してくださっているのもわかっています.ただ,急かしたり,期待してますね,という言葉を添えられるとプレッシャーを感じて少し萎縮してしまい,私のような面倒臭い学生にとっては今日も生産性がない…今日も何も進捗がない…となってしまうので,もう少しだけ生徒を信じてもらえないでしょうか.
先生,生徒達自身,論文をやり始めなきゃというのは重々承知しておりますよ.私たち生徒達も先生を信じてこの研究室にいるのですから.
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