山本理子

立体の折り紙や切絵を中心に制作しています。SNSは初めてなので、焦らず慣れていければと…

山本理子

立体の折り紙や切絵を中心に制作しています。SNSは初めてなので、焦らず慣れていければと思っています、

最近の記事

今年も入選したよ 害虫展

去年の害虫展から続いて、今年の池袋でのジュエルインセクト展へと虫のご縁が続き、そのまま虫愛続行中で今年の害虫展に入選することができました。 木で外枠を作り、紙の切り絵を挟み込み仕上げた作品です。 今回の主役はミミズにしましたが、ミミズそのものを大きく作るのではなく、次のようなコンセプトで作品作りをしました。 みみずの糞は土壌改良になるため、菜園や花壇では益虫とされていますが、芝生では糞塚が景観を壊す、芝刈りの刃をいためることから不快害虫としても位置づけられています。

    • 作ってみたよ パラパラお礼状

      先日、無事に池袋の回遊美術館を終えることができました。 切り絵でパラパラ漫画お礼状を作ってみました。 お時間ありましたら覗いてみてください! 興味を持ってくださった皆様、ありがとうございました。

      • 展示中だよ アートx探索ジュエリーインセクト

        東武池袋でのジュエリーインセクト展示は原画展になりますが、その原画を使ったスタンプラリー形式のアート鑑賞がこちらです。 作品と一緒に掲示されている謎を解きながらスマートフォンで写真を撮るとジュエリーインセクトをゲットすることができます。ARを取り入れた展示なのですが、参加している私は現物作品を作っているだけなのでARの技術に驚きっぱなしです。堅苦しくない、お子さんも楽しめるアート鑑賞です。 東京芸術劇場、WACCA池袋の二会場での展示で、WACCAの会場テーマは「昼(Da

        • 飾ってあるよ タンブラー

          前回の池袋東武の展示のお知らせ第二弾です。6階イベントプラザでも作品展示を行なっております。 こちらは昆虫がテーマではなく、参加した作家のグッズや作品が飾ってあります。 私は鳥をテーマにしたタンブラーを10点展示させてもらいました。 このタンブラーは二層構造になっていて、その間に切り絵を入れてあるので、タンブラーとして使えます。 和紙を使った作品で、タンブラーの表面に和紙の裏の白色を向けてあります。内部に和紙の紋様があるので、切り絵の隙間から和紙の色と紋様が見えます。

        今年も入選したよ 害虫展

          はじまったよ 池袋モンパルナス回遊美術館 参加したよ アートx探索ジュエリーインセクト

          池袋で毎年行われている回遊美術館が今年も始まりました。街歩きをしながらアートに触れて楽しもう!という企画です。 私はC-DEPOT企画の アート x 探索 「RANPO WANTED 消えたジュエリーインセクトを探せ」というイベントに参加しています。 この企画はスマートフォンを使用しながら昆虫宝石を集めるスタンプラリー形式で東京芸術劇場と池袋WACCAの二つの会場を繋ぎ展開されています。 全て集めて謎を解くとプレゼントもあります! 今回はWACCAで切り絵の展示と、スタ

          はじまったよ 池袋モンパルナス回遊美術館 参加したよ アートx探索ジュエリーインセクト

          デザインしたよ 花と鳥

          先日、池袋プリンスホテルで切り絵をデザインするお仕事をいただきました。 ガラス製の自動ドアと風除室です。ここに切り絵をデザインしました。 切り絵を直には貼れないので、透明のフィルムに白色での印刷です。ガラスに囲まれた空間に花と鳥をデザインしました。 ここ、池袋プリンスホテルは様々な体験が出来るホテルになっています。 このホテルで他の場所からいらしたお客様が体験すること、また元の場所へ帰っていかれることを花と鳥のデザインにに以下のように込めました。 「花」は『この場所

          デザインしたよ 花と鳥

          入選したよ 害虫展

          ダンゴ虫をテーマに切り絵作品を制作して「害虫展」という公募に応募して入選しました。 今回の制作にあたり、どんな虫が「害虫」と言われているのか調べていて「不快害虫」 と言う言葉を始めて知りました。 ダンゴムシがそのジャンルになることも知りました。ですが、ダンゴムシは枯葉を分解してくれるし糞も死骸も土に還って肥料になるし、 益虫でもあると思うのです。 我が家の庭は、ダンゴムシがせっせと分解作業に勤しんでくれているお蔭なのか肥料もやらずに良く花が咲き、ブドウが実っています。 土と

          入選したよ 害虫展

          切ったよ 雪の結晶

          12月31日 チラチラと雪が降りました。遠くの空は晴れていて、家の周りには厚い雲がかかっているような天気で、細かい雪が落ちてきました。 雪の研究をしていた中谷宇吉郎(なかや・うきちろう)さんは「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残しています。 初めてこの言葉に触れた時なんて素敵な表現なんだろうと思い、作ったのがこの雪の結晶の切り絵です。 雪の結晶のイメージ、六角形を白い紙で箱形に組んんで中に電球を仕込みました。 雪の結晶の角から伸びた枝部分は天使のイメージです。

          切ったよ 雪の結晶

          折ったよ 犬 切ったよ 靴下

          11月11日は1111が2足並んだ靴下のようなので靴下の日だそうです。そしてワンワンで犬の日でもあるのですね。 足先だけ白い毛並みの犬を見かけると、勝手に「靴下ちゃん」と心の中で呼んでいました。もう少し足の上の方まで白い犬は「タイツちゃん」 先日テレビで岩合光昭さんの猫番組を見ていたのですが、足先だけ白い猫の名前が「タビ」でした。靴下の和名バージョンも可愛かったです。 なので今回は靴下ちゃんの折り紙犬と靴下の切り絵です。 今まで3匹の犬を飼いましたが雪の日は走り回って遊

          折ったよ 犬 切ったよ 靴下

          切ったよ ボージョレ・ヌーボー

          今年のボージョレ・ヌーボーの解禁日は11月18日になるんですね。 切ったよ、と題したものの私はワインを飲みますが、ボージョレ・ヌーボーを飲だことがありません。 調べてみると熟成させない、収穫して約2ヶ月後には飲める新酒だとか。いわゆる初モノ。だから解禁日に盛り上がるんですね。 何故今回ボージョレ・ヌーボーの切絵を切ったかというとボージョレ・ヌーボーのラベル募集があってそこに応募したからです。 結果は落選でしたがせっかくなので、日の目を見させたいとnoteに載せることにしまし

          切ったよ ボージョレ・ヌーボー

          折ったよ お月見

          仕事の帰りに十五夜を鑑賞。進行方向に月が出ていたため、お月見散歩をすることができました。 今回はお月見にちなんでうさぎとお月様とお供えのお餅をイメージして金色の球体を折りました。 ちょっと「こけし」っぽいうさぎの出来上がりです。 絵本の「白いうさぎと黒いうさぎ」が好きなので白と黒のうさぎをおりました。 月、というと「ドリトル先生」の月へ行くシリーズも思い出します。 確か巨大な蛾に乗って月にいったと思うのですが、ちょっと記憶があやふやなで、 秋の夜長に子供の頃に読んだド

          折ったよ お月見

          切ったよ 宮島の鹿

          8月15日。終戦記念日。この日は私の誕生日です。 数年前、8月の広島で切絵の展示をしました。 私は戦後生まれですが、母の生まれた茨城は爆撃を受けましたし、父の生まれた山梨も爆撃を受けています。父と母がいなければ私は生まれてこなかったわけです。戦争を終わらせるために長崎、広島は大きな被害を受けました。その土地で展示をしよう、その土地の空気を吸っで作品を作ろうと思い6月〜8月の3ヶ月、広島に部屋を借りて製作をおこないました。 製作の合間、宮島を訪れました。 6月の平日で訪

          切ったよ 宮島の鹿

          折ったよ 雨粒 切ったよ カタツムリ

          満開な時期には見事に川沿いの道を彩ってくれて朝の散歩を楽しませてくれた紫陽花も、もうすっかり終わってしまいました。今は色々な花の形や色、その種類の多さにびっくりしてしまいます。 紫陽花は増えましたが最近めっきりカタツムリを見なくなっています。 土の部分が減って生きにくいのでしょうか? 私が子供の頃は塀に何匹かは必ずくっついていたのですが・・。 紫陽花、カタツムリが気になったので今回は紫陽花カタツムリです。 「ドリトル先生航海記」で最後に大カタツムリの殻の中に入れてもらい

          折ったよ 雨粒 切ったよ カタツムリ

          折ったよ 子ガモ 切ったよ カメ

          5月の上旬、川沿いを歩いている時に久々に子ガモを見つけました。 三羽の子ガモと三羽の大人カモ。大人が三羽・・ カモは雌雄で子育てしたっけ?もう一羽は親戚?? 関係はよくわからなかったのですが、子ガモたちはスイスイと泳ぎ回って岸に上り小さな羽をパタパタとさせながら気持ちよさそうに体を震わせて毛繕いをしていました。 子供の時に読んだ絵本を思い出しました。 「かもさんおとおり」 ロバート・マックロスキー 著・絵 とても楽しい絵本です。 ボストンの川で卵を返したカモが公園まで

          折ったよ 子ガモ 切ったよ カメ

          折ったよ 切ったよ 端午の節句

          端午の節句に金太郎と熊がお相撲をしている折り紙をつくろうと考えていました。 ですが途中で気が変わって熊と鯉のぼりならぬ鮭のぼりの折り紙と切り絵になりました。 熊の折り方を考えている最中にこの本を読んでいました。 「植物と叡智の守り人」ネイティブアメリカンの植物学者が語る科学・癒し・伝承 築地書館  ロビン・ウォール・キマラー著 三木直子訳 この本の中で鮭の遡上についての章があります。かなりざっくりまとめてみると 「ネイティブアメリカンの人々は川に戻ってくる鮭に敬意を払い

          折ったよ 切ったよ 端午の節句

          切ったよ 桜 日光 月光

          4月の初め、おウチ花見をしました。 と言っても庭に桜の花がある訳ではなく、裏の畑の隅に4本の桜の木が寄り添って咲いていて、一本の巨木のように見え素晴らしい借景なのです。 桜の木は我が家より少し土手したにあり、我が家は畑からさらに土手上にあり、家の庭から桜の花が見上げることなくみられるのです。 少し風の強い日でしたので桜吹雪を浴びてとても気持ちの良い時間を過ごしました。 最初は日光、月光菩薩を切ろうと思っていましたが朝が来て、夜が来て、そんな時間の中で毎年咲いてくれる桜を

          切ったよ 桜 日光 月光