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仕事に関して(めちゃ本音です)


こんばんは!かみけんです!

食の仕事に関わりもう20年以上になります。

今は回転寿司店で働いており
毎日忙しくさせてもらっている中で
「飲食業」という仕事について考えることが良くあります。

仕事を選ぶ時の判断基準って人それぞれで

・やりがい
・お給料
・人間関係
・楽しさ
・通勤時間

書き出せばキリが無いのですが
僕が飲食の仕事を続けてきた大きな理由は


目の前の人が喜んでくれる事

なんですね。

目の前で自分が握ったお寿司を食べた人が

「美味しいね」
「ありがとう」
「また来るよ」

そう言ってくれる事が何よりのモチベーションになります。

そうやって一人一人に向き合い
喜びのエネルギーを受け取ることで
また次頑張ろうと思えるんです。

思い返せば
僕の実家は弁当屋を営んでおり
もう45年になります(凄過ぎ)

僕が小さい時に母親は
目の前でありがとうって言ってもらえる仕事って
素晴らしいと常々言ってました。

僕も小さい時は
親とお客さんの楽しそうなやり取りを見ていて

仕事って楽しいものなんだな〜!

とふわふわ思っていました。

実際に学生時代のアルバイトで
配達や
品出しの仕事をしたことがあるのですが
そういう仕事も
喜んでいる人はいるものの
実感するには自分的に遠すぎて
長続きしませんでした。

やっぱり目の前の人のリアクションを
ダイレクトに感じながら
喜んでもらいたい。

そんな思いが僕の大切な想いとしてあります。


そんな中自分の最近の仕事を振り返ると
一人一人のお客さんにちゃんと向き合えていないし
喜びもきちんと受け取れてないんですね。

それは
売上を追うことが目的になってしまい
作業や接客が増えすぎてしまい
こなすだけの仕事になってしまっていたんです。

(僕の店は週末160万前後売りますw)

もちろん
会社の使命は売上と利益であり
それを批判するわけではありません。

ですが実際に自分が感じている感情は

「この量をこなすと注文遅れるよ・・」
「人が居ないからスタッフがしんどいわ・・」
「自分は寿司を作るだけの人だ・・」
「お客さんは本当の意味で満足していないんじゃないか?」

こんな事を最近はずっと考えています。


寿司というものはある意味文化となって
世界中から認知されるようになりました。

その中で
会社も大きくなり
広く横展開していく中で
売上は順調に上がり続けて
利益も出ている中で
現場では相反する葛藤や悩みが出ている。

僕はこの場で気持ちを吐き出していますが
同じように感じている人はたくさんいると思っています。

もちろん
飲食の仕事だけではなく
様々な仕事の中で同じような構図はあると思います。

でもこういう風に感じてしまったら
仕事をする意味ってなんなんでしょうか??

もちろん
生活するためのお金を稼ぐ為というのは
大前提としてありますが
でもそれだけでは絶対ないはずで

僕は人生の大半を費やす仕事を
楽しくやりがいのあるものにしたいと思っています。

ですが
完全に僕の責任で
今は
「こなすだけ」
の仕事になってしまっているのも事実で
そこから抜け出したいと思っている自分がいます。


今は試行錯誤しながら
自分らしく
自分だからこそ出来る仕事を模索しながら
日々を生き抜いています。


それが見つかって実現するかなんてわからないし
もしかしたら後悔するかもしれない。

でも
何も行動を起こさず
不満を持ちながら現状維持をした自分に後悔したくない。

そんな気持ちが
僕を突き動かしています。

どういう結果になるかわかりませんが
精一杯自分の人生を生きていきます!

頑張ろう!!


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