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イギリス大学院進学〜志望校の選び方〜

こんにちは。ゆーたです。2020年9月からイギリスの大学院に留学します。このようなご時世ですが、無事に留学が開始できることを願っています。。。

今回は、イギリス大学院の「志望校の選び方」についてです。お金も時間もかかる大学院留学。折角ならば、自分が望んだ勉強と研究ができる大学院に進学したいところ。似たような専攻名が多いため、注意深く志望校を選んでいく必要があります。以下、僕が出願する大学を選んだ時に、参考にした点を紹介していきます!

出願する大学院の数

僕の場合、5校出願しました。注意点として、志望校それぞれに書類を準備する必要があるので、たくさん出願するのは大変かなと思います。平均でいくつ出願するのかは分かりませんが、イギリス大学院は書類審査が大部分を占めるので、質の高い準備をするためには、5校が精一杯かなと感じました。いくつ合格しても、進学できるのは1校だけですしね!

MAとMSc

MAはMaster of Arts(学術修士)、MScはMaster of Science(理学修士)の略称を示しています。修了時に貰える学位の違いについてです。

最初見た時は何の略語かわかりませんでした。。例えば、MA Development Studies のようにして大学のHPに記載されていることが多いです。社会科学の分野だと、同じような専攻でもMAとMScの両方がありましたが、志望校を選ぶ際にはあまり気にしませんでした。例えば、Environment and Development という専攻を持つ大学院がいくつかありましたが、MAもMScも両方ありました。

他にも、MRes(Master of Research)などもありましたが、出願した専攻はMAとMScのみだったので、今回は省略させていただきます。

開講している授業(Modules)

「MAとMSc」で述べたように、同じ専攻名はたくさんありますが、コースや大学によって、得意とする分野や授業が異なるので、開講されている授業は要チェックです。シラバスも見れる場合が多かったので、極力見るようにしました。

参考程度ですが、開講している授業の担当講師と研究実績をチェックしていました。出願時に指導教官を選択できないため、自分の研究や修士論文をみてもらえそうか確認しました。

出願条件(Entry Requirements)

まずは、学部時代の専攻の条件。条件が大学や専攻によって異なるので、要チェックです。また、学部の専攻が異なっていても考慮してくれる場合もありました。

大学院の専攻に関連した経験があれば、その経験を学部の専攻の代わりとして出願要件にしてくれる大学もあります。また、コースによっては関連した実務経験が必須なコースもあるので、学部からストレートで進学する場合は要注意。

成績要件の見方

First class

Upper second class (2:1)

Lower second class (2:2)

Third class

のようにして表記されることが多いです。上に行けば行くほど、高い成績です。Upper second class (2:1)がおおよそGPA3.0以上とされる場合が多いように感じました。大学によっては国別に成績要件をHPに記載しているので、そちらを参考にするのも良いと思います!

イギリスと日本ではGPAの計算方法が異なるようです。日本の大学によっても計算方法は異なりますが、「AをSA」、「優を秀」と扱ってくれる場合もあるそうです。ただ、イギリスの大学側がどのようにして計算してるかは大学次第なので、計算方法に関しては、ここでは割愛させていただきます。

大学のランキング

あくまで参考程度に参照しました。大学によっては特別強い分野を持つこともあるので、出願の時に見落とすのはもったいないなぁと思い、参考にしました。例えば、ある特定の分野において世界トップレベルの研究成果を残している場合もあるので。ただ、自分がやりたい研究や教わりたい先生が在籍する大学院を選ぶのが良いのかなぁと思います。これは実際に修士課程が始まってみないとわかりませんが、そんな気がします。

参考にしたのは、QS World University Ranking by Subjectです。科目ごとに大学ランキングが分かるので、見やすいです。他にも、THE World University Ranking などもありました。


ざっとこんな感じです!大学院で重視する点は人によって異なると思いますので、こんな選び方もあるんだなぁと思っていただければと思います!

その他の出願準備についても以下のマガジンにまとめています。その他に出願時に参考にしたい話などがあれば、記事を書く際に参考にしたいと思いますので、コメントをお願いします。

ではでは!


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