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【#カレーにこれ入れる】Come on and join us!!

私は納豆です。
#カレーにこれ入れる

よく、ビジネスの世界では、「結論は最初に言いなさい」と言われます。

私は元来、前置きが長い方だし、やっぱり、「紆余曲折あってそうなった」ことが伝わった方が質問も減るかと思うので、出来るだけ背景の説明をした方が良いかと思いますが、
ビジネスマンの時間は有限ですので、結論は先に言いました。

では、あとは好き勝手に書いていこうと思います。



私が小学生のころの教育で「三角食べ」というものがありまして。

これ、結構、知ってる人知らない人わかれるみたいなので、説明しますと、ご飯を食べるときは、一品一品をたいらげるのではなく、

  1. おかずAをちょっと食べる

  2. 白いご飯ちょっと食べる

  3. みそ汁ちょっと食べる

  4. 白いご飯ちょっと食べる

  5. おかずBをちょっと食べる

  6. 白いご飯ちょっと食べる

  7. 牛乳ちょっと飲む

  8. おかずBをちょっと食べる

のように、色々な料理を行ったり来たりして、まんべんなく食べましょうという取り組みです。

私なんかは、素直な男の子でしたので、もう、そういう教育の中で生きてきたら、体がそうなっちゃっていて、
今でも、色々な料理を前にすると、箸が行ったり来たりしますし、
一品ずつ食べ終わってから料理を運んでくるんじゃなくて、バーっと机の上に並べてほしいです。

最初にスープだけが出てきて、飲み終わって談笑してるうちに片付けられて、次はパンとかサラダで、そうこうしてるうちにメインの肉料理が出てきたりした後に、デザートで締められたりすると、食べるペースが分からず戸惑います。

今、何の時間?って、何回か我に帰ると思います。

また、飲み物は、これは両親の方針だったのか、家でも「ご飯のときは牛乳一択」でした。
大人になると牛乳を飲む機会は減りますが、出張や旅行でホテルの朝ごはんをビュッフェスタイルで選んで食べるときは、つい、牛乳を選んでしまう私です。

そんな話を、三角食べを知らない人にすると、
「えー 牛乳とご飯が混ざって気持ち悪いー なにそれー うけるー」
と言われることがありますが、
「口の中では混ざってても、心の中では混ざってないので、気持ち悪くない」
ので、大丈夫です。

例えば、「シイタケ」が嫌いな方って結構いると思うのですが、私の家族にもシイタケ嫌いが2名ほどいまして、
「どんなに小さく切っても、シイタケが自己主張してきて嫌だ」
といいます。

私なんかは、それを聞くと、「たしかに、料理の中でシイタケの味がするかもしれないけど、これはこれ、だ」と思うわけで

「シイタケの味がするな。シイタケの味は嫌いだな。それはそうと、美味しい料理だな」と感じるます。

いや、私はシイタケは、そのまま丸焼きにして食うのが1番くらい好きなのですが、私がもしシイタケ嫌いならそう思うという話です。
あと、スパイファミリー的な語尾で若者にコビを売りました。すみません。

私のスキな作家さんの一節でこういうものがあります。

「日本では、一緒に遊ぶとき、『混ぜてくれ』って言いますよね」

犀川は突然話し出した。

「混ぜるという動詞は、英語ではミックスです。
これは、もともと液体を一緒にするときの言葉です。

外国、特に欧米では、人間は、仲間に入れてほしいとき、『ジョイン』するんです。
混ざるのではなくて、つながるだけ…。

つまり、日本は、液体の社会で、欧米は固体の社会なんですよ。
日本人って、個人がリキッドなのです。
流動的で、渾然一体になりたいという欲求を社会本能的に持っている。

欧米では、個人はソリッドだから、けっして混ざりません。
どんなに集まっても、必ずパーツとして独立している…。

ちょうど、土壁の日本建築と、煉瓦の西洋建築のようです
出典:森博嗣「すべてがFになる」

犀川先生のいうところの、日本はLiquidで「混ざる文化」だということで、欧米はSolidだから「決して混ざらない」とのことです。

決して混ざらず、それはそれと、分けて考えることができる。
このことから、私の「ご飯の味わい方」は、欧米styleだということがわかります。

一品一品を食べるのではなく、三角食べをするからこそ培われた欧米styleの味覚。と言えるかと思います。



さて、前置きが長くなりましたが、今日のテーマは、ハッシュタグ「カレーにこれ入れる」です。

note公式企画です!year!

(さっきから、要所要所で英語になってますが、Google日本語入力の変換で出たものです。私は英検4級を落ちるレベルです。doneと打つときは、心の中で、ド・ネ、と唱えてます)

https://note.com/info/n/n27f82e8a8401

私にとって!

カレーとは!!!

白いご飯を食べるためのおかずとして、最強と呼ばれるものの一つであるものであり、貧乏生活を支えてくれた、かけがえのない伴侶であります!


そんなかけがえのないカレーに、何を入れて食べるのが好きかについて、今日は書きたいと思います。


月のバイト代8万円くらいで生活していた貧乏生活当時、どのカレーを買っていたのかは全く記憶にないですが、一人暮らしでは材料費の方が高くつく説もあるので、レトルトが中心で

こういう、とにかく「量の多いもの」を選んで買っていたと思います。

ただ、20代の腹ペコ男子には、これだけでは足りません。

「世に出回っている一人前」は「20代腹ペコ男子の"つまみ食い"」であり、
「その辺の大盛りのやつ」で、「20代腹ペコ男子の"おやつ"」
「ファミリー用の3〜4人前」で、はじめて「20代腹ペコ男子の"腹八分目"」なのです。

しかし貧乏生活では、ファミリー用の量を買うお金はありません。
目の前には、実家の青森から送られてきたお米がありますが、どうにかして、この白いご飯を食わなければならないので、工夫して白いご飯を食べることになります。

そうなると「カレーに入れるもの」の代表と言える「すりおろしリンゴ」や「チョコレート」などは対象になりません。

彼らは、ロマンス・グレーのダンディなジェントルマンのための名執事であり、
「この万年筆は社会人になるときに恩師からプレゼントされたものでね・・・」と、思い出話をするときの寂しそうな笑いジワに刻まれた人生の深みであり。
そもそも空腹とバトルし、今月まだ10日なのに財布には小銭しか入ってないボウイにとっては高尚な存在であるといえます。

腹ペコボウイがカレーに入れたいのは、できれば、とんかつであり、また、ナポリタンを添えてもらい、なんならカレーonカレーで、ドライカレーもドガっと乗せてもらいたい勢いなわけです。

なんとかして、白いご飯をたくさん食べたいのです。


そこで近所のファミマと百円ローソンに足繁く通って編み出したのが、「納豆 on THE カレー」です。

納豆というのは卵に次ぐ勢いの庶民の味方であり、3パックセットで80円だったりするわけなので、1パックにすると、30円弱です。
30円でご飯が食べれるんです。ヤッホー!


また、納豆は、発酵食品であり、旨味成分の塊であると言っても過言ではありません。
例えば、どんな料理にも、チーズを入れればコクがでるということが言われており、
例えば、どんな料理にも、梅昆布茶を入れればウマミが増すということが言われております。

私はカプリチョーザのトマトとニンニクのパスタがこの世で1番美味いと思っていますが、あれを家庭で再現するときには梅昆布茶を入れるといいと、クックパッドさんがいってました。
パスタですから、それに粉チーズをかけたら、さらにボーノです。
これが、世に言う、ウマミとコクの正体です。

そんなトマトとニンニクのスパゲッティですが、今ではセブンイレブンに、冷凍食品として売ってます。
初めて出会ったあの日、家に帰って温めて食べ、「もうこれでいいじゃん!」と、叫んだのを覚えてます。

つまり、納豆も、何に入れてもコクやウマミが増すと言えるかと思います。

納豆だけでも白いご飯が食べれるということにプラスし、納豆をカレーに入れることで、カレーにコクが出て、さらにご飯がすすむ。という塩梅です。

納豆と牛乳でカレーを食うんです。

同じ人いないかなと、調べてみたら、CoCo壱番屋のトッピングメニューにもありました。


あるんじゃん!
なんならメジャーなトッピングってことじゃん!

貧乏時代に、さもしい気持ちになりながら食ってた俺どんまい!

という話を友人にすると、
「えー 納豆とカレーが混ざって気持ち悪いー なにそれー うけるー」
と言われることがありますが

味混ざってもいいじゃん!一緒に食おうぜ!

みんなも、ハッシュタグ「カレーにこれ入れる」で、密かに楽しんでたことを教えてくれよな!
カモナジョイナス!

https://note.com/info/n/n27f82e8a8401

#カレーにこれ入れる


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