春、別れと出会の季節。社会に出ると春でなくても人との別れや出会いは沢山あるが、その感覚が抜けないのは学生の感覚が抜けないからだろうか。 春といえば桜の季節。今年も各地で開花宣言がニュースで話題となり、僕の住んでいる街にも可愛らしい薄桃色の花が咲き、視覚的に「春が来たんだよ」と教えてくれる。 通勤で通る万博公園外周の桜も満開だ。その万博公園の桜を見ると、就職で新潟から大阪に来た時のことを思い出す。 その年は大寒波が日本海側を襲い、3月末だというのに新潟市の道路脇には除雪さ
なんでこんな時に思い出すのだろうか。こんなクソ忙しい時に、こんな修羅場で、朝ゴミ出しする時、患者さんの蓄尿バックを切る時。どうでも良い過去の記憶がふっと思い浮かんでしまう。 皆さんはこんな経験はないだろうか？ 僕自身はごくたまにそんな経験をする。特に記憶をフラッシュバックさせる物や匂い、音楽があったわけでもないのに、ふと過去の出来事やその時の記憶、感覚さえも蘇ってしまう現象。 つい最近は、小学生の記憶、その時の感情、想いが手指消毒をしているときにフラッシュバックした。
あれはまばたきほどの一瞬の出来事だった。日勤スタッフが休憩室のドアを開けた音で目を覚ました。ピッチにはリーダーからの着信履歴が多数。設定はマナーモード。どうやら僕は随分と長い眠りについていたようだ。 そして僕は思う。「あ、これやばいやつだ」 夜勤休憩の寝坊はこれで3度目である。 勤務中最後の30分程度の小休憩で横になったことがいけなかった。普段ならお茶飲んだり、歯磨いたりして過ごす小休憩だが、その日は少しでもいいから横になろうと思ってしまった。それはなぜかと言うと、本来
始まりあれは3連休最終日だった 喉が痛い、痰がめちゃ出る もしかしてこれは？？？ と思い職場へ連絡、PCR検査を受けに行くことに.. 数時間後、職場より入電、結果は..「陽性」 その時、自宅は牢獄と化した。 運良く？3連休最終日に発症し、発症10日目から元々シフトにあった2連休とぶち当たりキレイな13連休が出来上がった。 通常であれば誰もが羨む見事な大型連休。 異なる点は 1.最上級に体調が悪い 2.自宅療養にて外出が制限されている 1に関してはそもそも連休を楽しむ身
「英語話せるようになりたいな」って多くの人が、程度は様々ではあれ一度は思ったことあるんじゃないでしょうか？ 義務教育として中学校から本格的に座学で勉強を開始して高校、大学と英語を学習してきたわけだけど、今使えるのか？と訊かれれば....断片的には何言ってるかわかるかも..程度。 実は私、コロナ陽性になりまして、10日間の隔離生活の真っ只中。(ワクチン3回接種したのに.....) めちゃ暇！(頭痛いけど) これは何かを始めるチャンス！(喉めちゃ痛いけど) ということで英
社会人1年目のはじめての冬のボーナスで買ったレッドウィングのブーツは今年で5年目になる。ほぼ毎日そのブーツを履いているが、どんどん色合いが良くなっている。履くたびに靴紐を結び直す必要があるため、周りからは何でそんな面倒臭い靴履いているのかと言われたり、靴を履くために人を待たせたり、時間がかかって電車逃したこともある。それでも履き続けている。「好きだから」ただそれだけだ。 履く時に紐を結びキュッと締めると、心も引き締まり「よし！行こうか」と靴が自分に言っているような感覚が
本をジャケ買いするのも面白い。 いつもは読まない様な難しい本に当たったとき、読んでいるときは苦しいけれど、その本の中に思いがけない出会いがあるからやめられない。心に残る一文、ことばとの邂逅は、人生を豊かにする。
寒い休日の朝、眠気ざましにコーヒーを飲もうとキッチンに向かい電気ケトルに水を入れスイッチを押す。 そしてカップにインスタントコーヒーの粉を入れる。 沸騰するまでの間、寒いキッチンで待つのが億劫なのでベッドに潜り込む。 眠気に襲われ僕はまた夢の中へダイブする。起きた頃に「そうだコーヒー飲むんだった」とぬるくなった湯をまた沸かす。 ただ待ってることができない僕はまたベッドに潜り次はスマホでYouTubeを見ながら待つ。 そしたら案の定、観ていた動画に没頭してしまいお湯が
酒といえば日本酒だった時代があるらしい。 僕らからしたら酒と言って思い浮かぶものは、ビール、ワイン、焼酎......キリがない 英語でSakeといえば日本酒のことを指すらしい。 酒といえば皆が共通認識で日本酒のあの芳醇な香りと、柔らかくて、時折り舌を刺激するあの味を思い浮かべる時代があったなんて、素敵だと思う。
