うちのヘッドスパの人気が爆上がりしている理由
メーカー主体のヘッドスパじゃない
まず、メーカーさんのアイテムに付随してマニュアル化されたヘッドスパに疑問を感じました。
「メーカーさんって世の中のニーズをデータ化して知ったつもりだとしても、うちの美容室のお客様の悩みを聞いたわけじゃないやん。」
って思っちゃったんです。
これってメーカーさんは知りたくても知れない部分なのかもしれません。
自分のお店に通ってくださるお客様が気に入るヘッドスパを1から考え作ったことがヘッドスパのニーズが増えたきっかけです。
ヘッドスパの効果を過大&過小評価しない
自分は脳洗浄とかは謳う度胸はありません。
脳は頭蓋骨で守られていて、外部からのダメージからは鉄壁で守ってくれています。
ということはヘッドスパでアプローチ出来るポイントって絞られてきますよね?
頭皮
毛穴
血流(脳ではなく頭蓋骨の外の)
筋肉
経穴
ここらへんです。
ここにどうアプローチをしていけばお客様の悩みが改善し喜んでもらえるかを考えて調べました。
しかし、ヘッドスパは眠くさせる効果もある。
脳を揉めないのに眠くなる。
ヘッドスパをしてもらうと眠くなるのは事実です。
でも頭蓋骨に守られている脳を揉めるわけがない。
そこの理屈も考えました。
経穴や筋肉にアプローチすることでリラックスできる
↓
自律神経が整う
↓
自然と力が抜けて眠気を誘う
これなのです。
脳を揉んでとかじゃなく、手技によるリラクゼーション効果の賜物なのです。
「脳揉めないのかよ」と思うかもしれませんが、セロトニンの分泌を助ける行為としてヘッドスパのリラックス効果は大きいと思っています。
実際、精神疾患のお薬は「セロトニンを増やす」のではなく「分泌が少ないセロトニンが吸収されるのを阻害して脳内に留める」という方法だと聞いたことがあります。
※お薬がいらないという事ではなく、セロトニンの分泌も助けながらバランス良くおこなうのがベストだと思ってます。
ヘッドスパが出来る事を知り尽くす
ここまでヘッドスパの事を考えたのは数年前に頭皮の表面をそれっぽいカッコいい手付きでさするだけのヘッドスパにモヤッと感を抱いたのがきっかけです。
そして
「コリを解すとしたらどこにアプローチするべきだ?」
「肩や背中、足だとしたら?」
「頭部ってどういう時に負担かかってんだ?」
等様々な疑問を調べ上げて、薬の服用やメスを入れるではない美容師ならではのアプローチ方法を考えていきました。
もちろんこれからまた新発見や気付きがあったら進化するのは間違いありません。
ヘッドスパの評価を爆上げするまとめ
どの技術にも言えることですが、しっかり向き合うことが大切ですよね。
「単価アップのおまけ」みたいな考えだとメーカーに言われたことだけして、単価アップするためのおまけという意識がお客様にも伝わります。
カットだって「ただ切りゃいいんだ」と思ってたらそれなりのカットしか追求出来ないのと同じです。
ヘッドスパを本格的に提供するとしたらヘッドスパに没頭するのが1番の近道かもしれませんよ。
より自分らしく豊かに、より良い環境で働く邪魔する退職トラブルのための活動に使用させていただきます。お願いいたします。