見出し画像

本 「はぐれ又兵衛例繰控 : 8 赤札始末」

坂岡 真著。
オーディオブックにて。

あー、聴き終わっちゃった。
シリーズ8作。
新作は6月ごろ発売予定らしい。

もうね、大満足ですよ。
今回は、火札の話や(放火してやるっていう脅迫状)
娘たちの拐かし(かどわかし)。

最後の大きな船に、拐かされた娘たちが
大樽に入れられて密航って物語。
スケールは大きいし
展開がダイナミック!
でも、最後にはラクダを連れた一座が
喝采を受けながら江戸の町を歩いていく。

いいねー。
読んだ後の読み心地が最高。

ナレーションの方も
本当に素晴らしい。
これは読む読書では味わえないなー。

なにせ、武士の声、町民、悪いやつ、
優しい女性、みーんな一人でやってるのよ。
信じられんわ。
一人一役のの声優さんよりも
よっぽど技術いるんじゃない?

しかも、聞き取れない、なんてことがあると
オーディオブックには致命傷になるから
分かりやすく読まないといけない。
いやー、おばちゃん脱帽ですよ。

ナレーター、岡野 浩介さん。
ブラボーです。
スタンディングオベーションしたいです。
ありがとう。

著者とナレーターさんの
すごいタッグのおかげで
この10日あまり
とっても楽しかった。
マイペースな又兵衛、そして
べらんめい口調がナイスな長元坊と過ごした毎日。
面白かったーー。


この記事が参加している募集

#読書感想文

188,500件