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映画 "Love is Strange"

邦題:人生は小説よりも奇なり
2016年 アメリカ

予告編に好きな女優さん、マリサ・トメイが出ていたから見始めた。

主演のおじ様、二人も好きな俳優さん。
キャストで見る気が起きるものだ。

結婚した年配のゲイカップル。
ニューヨークのマンハッタンに長年暮らしている。
でも、結婚した途端
仕事を失いマンションを売らなくてはならなくなり
離れ離れで暮らすことに。

分かるけど、
分からない。

二人でいるのが一番大切じゃないか。

私はダンナくんとは離れないぞ。
安アパートに引っ越すことになったって
一緒がいい。

もちろん色んな事情があるんだろうけど。

人って歳を重ねると
なんだか譲れないところがとっても多くなって
(仕事とか利便性とか)
シンプルに生きられらなくなるんだよね。

私は歳をとっても
一番大切なところを見失わないようになりたいな。

二人が決して
離れなければ、と思ってしまった。

離れなければ
この映画は成立しないんだけど。

映画って夢物語なことが多いけど
この映画はそうじゃない。
人間の嫌なところも見せてくる。

でも、現実の中にも
キレイな部分や
夢みたいな部分もあるんだよ、って
教えてくれる。

最後の、少年が階段で泣くところ。
美しかった。
うんうん。
分かるよ。分かる。

音楽と共に
なんだか印象に残る映画だった。