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笑顔神社の説明書

笑顔神社のお賽銭は笑顔です。
ですから、お賽銭箱には笑顔を入れてください。
それによって、ご利益である笑顔を、入れた分だけ受け取ることができます。

笑顔神社は、エッセイ内の架空の神社ですが、実際にどこにでも作ることができます。
人それぞれに生活動線があるので一概には言えませんが、平均的な感覚でいくと、部屋がいいと思います。
作り方は、第1・2話に書いているので参考にしてください。

そこで毎朝、毎晩、
《二礼・二拍手・笑顔・一礼》
を行ないます。

一般的な神社では、これらの動作に《笑顔》は入りませんが、ここではそれが入ります。

これは別に【嘘の笑顔】でも構いません。

肝心なことは、一日が笑顔で始まり笑顔で終わることなのです。

日中に関しては、凹むときは凹む、悲しいときは悲しい、というように感情の流れに沿って生活します。
そこでは無理に笑顔にならなくても構いません。

けれども、くどいようですが、

【今日の一日を、笑顔で始まり笑顔で終わる】

ということだけは守ります。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

笑顔神社には、3つの心掛けがあります。

①謙虚な心を持つ
②感謝の心を持つ
③一日一生

ちなみに、これら3つは強制ではありません。

けれども少しだけ考えてみてください。

例えば、自販機でお茶を買ってみてください。
すると、当たり前のようにゴトンとお茶が出てきます。

例えば、百貨店に行ってみてください。
すると、当たり前のように快適な温度と湿度が保たれています。

例えば、山に登ってみてください。
すると、たいていの道は整えられています。

まだまだ例を挙げればキリがないのですが、つまり何が言いたいのかというと、人様の手によって自分は便利な生活ができているということです。
もちろん自分も人様に貢献しているのでお互い様ですが、結局のところは、

【お陰様でありがとうございます】

という謙虚と感謝の気持ちが自然と芽生えてくるはずです。
だから強制ではないのです。

それから③については、こういう気持ちで生きる方が、幸せな人生になりやすい、というのが亀さんの研究による結論です。

というわけで今回は、笑顔神社に関する説明です。
以前にも書いたことがありますが、これを読まれたことがない方のために書きました。

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