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無謀だと自分でも思う「4時起き生活」の2年を振り返る。

わたしの特技は朝ねぼう。
小学生のときには、起こしてくれる母を恨めしく思ったり
起きたふりをして布団のシワに擬態して、母やばあちゃんを騙したり
そんでいーつも遅刻ばっかりしていた。
大人になり、結婚して子どもが生まれてからも
起きたときに「ご飯炊き忘れてる!!どうしよう!!」
…ということも結構あり、
子どもたちと朝からそうめんを食べることもあったっけ。

今日の朝食はわたしの愛するパン屋さん「コヅチ」のトースト。バター乗っけて焼いただけなのにうますぎる



ねぼうから始まる1日は始終バタバタしていて、
ずーっと何かに追われている感じ。
夜には家事やらなんやらの積み残しばかりでバッタリ電池切れで寝る。
そんな子育ての日々…
もうこんな生活いやだ。わたしだって朝にはゆったりとコーヒーを飲んで
好きなことをする時間を楽しみたいのにぃ

そうだ、
わたしは早起きの人になろう。

…と思い立って、
約2年前からクラブハウスで、4時起きの会を始めた。
フェイスブックで初回の告知をしてみたら、
来るわ来るわ、面白いリアクションが。(具体的にはわすれた)
総じてみんな「4時とか早すぎ」って言ってたっけ。

家の外から窓際のナナちゃんを撮る朝6時

いやー
確かにそうでな…

自分でも4時は早すぎたと思う!!


だって、当時は6時半に起きるのも大変だったし。
わたしはいつも100を切る低血圧なのに
4時起き生活なんて、まあ無理。でも
わたしは自分で自分に言いたかった。
「そういえば無理って、だれが決めたんですか」

わたしは自分で自分の可能性を勝手に狭める癖をもうやめたかった。
人間は、やろうと思えばマラソンだって走れるし
ロッキー4のように、山の稜線で「ウオー!!」と吠えたりできる。
(あくまでもイメージです笑)
10ヶ国語しゃべったり、
果てしないメロディーを追うように嬉々として数学の問題を解いたりできる。
できたはず。それをわたしは自分で勝手に
「いやいや、自分なんて…」といいながら
全く不必要な謙遜とかをしながら
無理無理無理って自分で決めてきたのだ。
そういえば、
やってみらんと分からんかったんやねん、自分。


(↑とりあえずロッキー4です=予告)

それで、無理を承知で、いや、無理かなっていう感触を一旦無視して
早起きクラブハウスを始めてみた。
人間は習慣化に66日を要する生き物だと何かで読んだので、
初めの66日は無休でやって身体を慣らそうとした。
それがまた大変だった…

朝には4時から携帯のアラームを鳴らし続ける。
「もう絶対起きた」自分の頭ではそう思っている。
ここからが、眠りたい自分との闘いなのだ。
眠りたい自分は、夢まで動員してわたしを眠らせようとする。
ある時には、なぜかわたしは回転寿司のお店にいて、
ずーっと寿司が流れてきて、
それを取り続けないといけないから起きられないよー
という設定の時もあった。
布団が大きな犬になっていて「一緒に寝よう」というので
しょうがなく寝てあげないといけないとか
一番厄介なのは「わたしはもう起きてクラブハウスを始めている」という夢。

ものっすご眠らせようとしてくるんよ、自分が!!

けど、途中でハッとして、
なんとかどうにかこうにか起きて、
右手でクラブハウスの開始ボタンをとにかく押すと
少数精鋭の友だちがiPhoneの向こうから
「おはようございまーす」と声をかけてくれる…
寝ぼけながら、今日が何日何曜日かも分からなくなってるような状態から話をしよったらだんだん頭が働いてきて、
そこでやっと、起きられる。
そのおかげで、なんとか続けられるようになったんよな。
4時起きクラブハウスとか、全然盛況にもならず
自分1人でやってるときも多いけれど
元々人見知りやし、それもまた気に入ってる。

今朝は501回目のクラブハウスだった。
500回も499回も501回502回も変わらないと思ってる
でも、自分の中では、0回と1回の差は大きかったなー
やってみてよかった。

本文と関係ないけどナナちゃんにイスを取られたのでトーストは立って食べた


人間、無理は良くない。
だけど「わたしには無理」って
やってみる前から可能性を狭めることもない。
わたしにできるやり方を探せばよかったんだな、と
50歳を超えた今になって気がついた。

工夫すれば、まだまだ伸びしろあるぞ。
これからも何かしら、
できることを探していこうと思う

それは宝探しみたいな感じかな。

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