鉄道模型のカプラーとは?
こんにちは!今回は鉄道模型のカプラーについて解説していきます。
・カプラーとは?
鉄道模型で言うカプラーとは連結器のことを指します。鉄道模型では走行させる時に連結が必要になります。※単機回送は例外。一見すると全部同じように見えますが、その種類はたくさんのあり、どれがいいのか迷います。私も鉄道模型を始めたばかりの頃は迷いました。また、連結器の形状や連結間隔などリアリティーを追及するなど奥が深いです。
・走行性能
まず大前提として鉄道模型は走行させることができ、カーブ部分を曲がることが出来ます。ですが、実際のスケールにするとかなりの急曲線になっています。なので車両どうしの連結間隔が狭すぎると干渉して曲がれなくなる可能があります。
・カプラーの種類
〈アーノルドカプラー〉
カプラーの基本であり、世界的な規格なので、同じ会社はもちろん他社のアーノルドカプラーでも連結することが出来ます。走行性能も問題なく多少の線路の乱れでも安定して走行が出来ます。ですが、見た目や連結間隔が広いなのどの欠点があります。見た目をあまり気にならない方やさまざま車両と連結したい方にオススメです!
〈KATOカプラーN〉
自動連結器を模した形状でアーノルドカプラーよりもリアルになっています。貨車などの連結器に最適です!価格もリーズナブルで交換しやすいです。
〈KATOカプラーNJP A〉
KATOカプラーNにジャンパ線が追加されてものになります。車両の妻面のスケスケ感がなくなっていい感じです!客車などに最適です!
〈KATOカプラー密連形A〉
密着連結器を模した形状でジャンパ線もありリアルになっています。電車などに最適です。旧製品のアップデートにもオススメです!
〈KATOカプラー密連形(フック付)〉
今まで紹介してきたカプラーは、すべて台車はとともに動く台車マウントカプラーでしたが、こちらは実際の車両のように車体にカプラーが取り付けてあります。ちなみにこちらのカプラーはKATOカプラー密連形Aと連結が可能です。
〈KATOカプラー伸縮密連形(旧国タイプ)〉
飯田線や南武線支線、鶴見線などの旧型国電に取り付けられているカプラーです。カプラーのフックがないので、スッキリとした見た目でリアルです!
〈密連形TNカプラー〉
こちらのカプラーはTOMIX製になります。一番のメリットは連結間隔が狭いところだと思います。また、最近では配管付きTNカプラーが発売され話題です。ですが、長期間経つとカプラー本物が白化したり、価格がお高いところがデメリットだと思います。
写真の103系1000番台はハイグレード仕様なのでTNカプラーを標準装備ですが、普通のTOMIX製品でも車体末端部分に溝があるので取り付けが可能です。
〈ナックルカプラー〉
主にKATO製の機関車に付属してるカプラーです。今までのKATOカプラーNなどと比べるとゴツくてリアルな形状になっています。もちろんKATOカプラーNやKATOカプラーNJP Aとも連結が可能です。
▼ナックルカプラーの交換方法が気になる方はこちらです!
・連結可能
今までさまざまなカプラーを紹介してきましたが、全部がそれぞれ連結できるわけではありません。
①他社のカプラーどうし
他社のカプラーどうしは基本的には連結が出来ません。例えばKATOカプラーとTNカプラーは互換性がありません。なので、連結したい場合は会社を統一する必要があります。また、カプラーや車両に加工すれば連結ができないこともありませんが、難易度が上がります。
②自動連結器と密着連結器
そもそも連結器の形状が違うので連結が出来ません。しかし、EF63やEF64、EF81などに装備されている双頭連結器に交換すれ自動連結器と密着連結器の双方に連結が出来ます。
③フック付きとフックなし
KATO製の場合ですが、カプラーの下にフック部分があるものとフックがないものがあり、それらは連結が出来ません。しかし、カプラーの台座は同じなので、交換することが可能です。
▼交換方法はこちらで解説しています!
・最後に
今回は紹介したカプラーは代表的なものなので、長さや色などが違うカプラーまだまだあるので奥が深いです。また、カプラーの交換の仕方を解説した記事を近日公開予定なのでそちらもお楽しみ!
・ショップ
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