vol.23 ラグビーから学ぶ多様性

昨年さくねん、フランスで開催かいさいされたラグビーワールドカップに出場しゅつじょうした日本代表にほんだいひょう（33人）のメンバーには、外国出身がいこくしゅっしんの選手せんしゅが16人含にんふくまれていました。

異ことなる言語げんご、国籍こくせきおよびバックグランドを持もつ選手せんしゅたちが「ONE TEAM(ワンチーム）」のスローガンのもと、日本にほんの代表だいひょうとしてともに戦たたかう姿すがたは、日本にほんラグビーの特徴とくちょうのひとつです。
ラグビーは、居住年数きょじゅうねんすうなどの一定いっていの条件じょうけんを満みたせば、国籍こくせきに関かかわらず異ことなる国くにの代表だいひょうとしてプレーすることができるスポーツです。
試合しあいを応援おうえんする側がわも、敵見方関係てきみかたかんけいなく自由じゆうに座すわり、試合しあいが終おわれば「ノーサイド」の精神せいしんで両方りょうほうの選手せんしゅの健闘けんとうをたたえ合あいます。

このように、ラグビーは国境こっきょうを越こえて共ともにプレーし、国際的こくさいてきなコミュニティを形成けいせいしているグローバルなスポーツです。

2024年2月