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ボヤキ漫才はドツキ漫才より好き~詩と雑録

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つぶやき、ヘボな詩の、はきだめです。はあ~
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2024年3月の記事一覧

4月1日予定投稿

亀井水の亀形水盤の顔の目と口が
古代文字として翻訳されました
「上に乗るな!」

桜ノ宮は咲き始め、銀橋、泉布観、公会堂、そしてレンガ倉庫の廃墟、彫刻の小径で「もっとひねりなさい」

桜ノ宮は咲き始め、銀橋、泉布観、公会堂、そしてレンガ倉庫の廃墟、彫刻の小径で「もっとひねりなさい」

今日、2024年3月30日、咲き始めた桜ノ宮の桜。
多くの木はまだ花をつけていないが、花見の宴たけなわの大川河畔です。

銀橋。正式名は桜ノ宮橋。
写真左側が昔からある銀橋。車線を拡大するため、平行して新銀橋が作られた。
むこうに見えるのが、造幣局。

造幣局の迎賓館として創られた、泉布観。

泉布観のとなりには、桜ノ宮公会堂。
私が子どものころ、屋根裏部屋が図書館になっており、よくいりびたってい

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断酒して生きながらえ、思い出すハムスターの短い生涯

断酒して生きながらえ、思い出すハムスターの短い生涯

断酒に何度も

失敗しながら

もがいていた

十年間を共に

短い生涯を

生きてくれた

ハムスター達

ハムスターの寿命は2年

生き急がず

死に急がず

眠ったままおだやかに

命を終えます

ただいちど糖尿病のハムスターが

苦しんで泣きながら果てました

アルチュウで糖尿病の私といて

ハムスターは幸せだったのか

わかりません

ゴールデンハムスターの故郷はシリア

はてしなく紛争

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詩ひとつ~答えてはいけない告白

詩ひとつ~答えてはいけない告白

解決不可能な問題が

毎日の机の上に置かれていた

誰にも見えない食材は

常に新鮮で

常に干からびている

幼いころそれに気がつき

青年はそれを手に取り

年老いてそれは染みとなり

理解してはならないと

解答をつぶやき

私は消滅する

答えてはいけない

問いかけがある

ただ問い続けることで

私たちは時代を経て

かりそめの愛を成就する

せつないねと

今日も雀たちが告げる

F

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詩ひとつ~21世紀おじん

詩ひとつ~21世紀おじん

20世紀のなかばに生まれ

僕の20世紀末は断酒することに

たどりついた

21世紀の扉は

亀井水との出会いで開かれ

1400年の歴史のフィールドが

新時代とともにあたえられた

新たな時代はしかし

古い時代の断末魔が

うごめく

断酒に失敗した病者のごとく

悔恨は癒されず

繰り返される前世紀の惰性

いまだ時代は転換せず

歴史を語る言葉をみいだせず

未来を語る硬直した語彙

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