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ボヤキ漫才はドツキ漫才より好き~詩と雑録

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つぶやき、ヘボな詩の、はきだめです。はあ~
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2022年12月の記事一覧

もーいくつねると。
子どものころ元旦にぼ~とテレビを見ていたら「世界のお正月」という番組がはじまった。
世界から生中継するのだが、グレゴリオ暦を採用している国ばかりではない。
こちらはお正月ではありません。
というずっこけ中継を見て。
あ、なるほどと賢くなった?
なにがめでたいの

とるにたりない選挙民なのか?

とるにたりない選挙民なのか?

19世紀なかば、パジョットの「イギリス憲政論」の一文、〈真の科学的発見はとるにたりないと廃棄されてきたもののなかにこそある〉という言葉を、私の長大な亀井水調査レポートの冒頭にかかげました。

亀井水は、とるにたりないものと放置されてきた、という趣旨です。

パジョットが、とるにたりないとして無視されていた重要問題としたのは、労働者階級の参政権です。

婦人参政権なども含め、いまは当たり前の議会選挙

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詩1編~喫茶紫煙

詩1編~喫茶紫煙

#喫茶紫煙

ふるさとの廃墟の街の

崩れたビルの残骸にある

ちいさな駄菓子屋

紫煙

昔とかわらず

はっかパイプをくわえた子供たちが

木の長椅子をきしらせていた

必ず帰ってくるんだよと

ここのお婆さんと約束したような

思い出をたよりに

帰ってきた

満面の笑みにくしゃくしゃになり

僕を迎えてくれるただひとりの人

店先のはっかパイプを手に取ると

本当の煙草は知らないのだねと

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学校のいらない教育学

学校のいらない教育学

一月万冊に肩入れしてますが、なにより清水が登校拒否を貫き、試行錯誤をくりかえしてきた生き方に、多くの思想家が共感し番組に協力しているのが面白い。

清水の以前の失敗を見て、一月万冊を否定する人もいます。清水自身、それで鬱になり、かつての自己啓発的発想を破壊する2年のブランクがあったことを語る。

私は、高校時代を登校拒否ですごした。

で、抱いたのは、学校は知的退廃しか生まないというテーマ。197

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