見出し画像

18年前にBtoBコンテンツマーケティングをやっていた先輩の話

こんにちは。亀井祐子です。
コーチングと社長・起業家サポート事業をおこなっています。
特にBtoBマーケティングを得意としています。

今日は昔の営業時代の出来事についてです。

18年前、不動産会社さま向けの広告営業をやっており、
飛び込み営業、テレアポからの新規開拓営業、
郵送DM、FAX DMを使ったインバウンド施策などをやっていました。

当時はマーケティングという言葉はC向けで、
B向けは「営業戦略」という言葉しか一般的ではなかったように思います。

DMもきちんと検証せずに、
とにかくインパクトのあるものを毎月配信するべく、
入会金0円キャンペーン、翌月はオプション無料プレゼント!
という感じでやっていました。

ネタがないときは、営業の顔写真をのせたり、
女性営業が浴衣で写真をとって、FAX DMに載せたりしていました(苦笑)

インバウンド(問い合わせ)は「たまたまくるもの」という認識で、
アウトバウンドでテレアポを頑張らなくてはいけない、と思っていました。
必死に頑張って、無心で空をながめると、インバウンドが降ってくる
という言い伝え?すらありました笑

まだ営業組織も発展途上で、
各営業が自由に活動していました。

みんながFAX DMや郵送DMを送っている中、
名刺交換したお客様に、
個人としてメールで情報発信をしていた
ちょっと変わった先輩がいました。

見込み顧客に加え、
営業を断られた方へもメールマガジンの配信をしていたんです。
・業界の情報
・他社の成功事例
・プライベートのできごと
などを送っていました。

その先輩はコツコツ数字をかさね、
時々どーんと大きな受注をするタイプの方でした。

今はBtoBマーケティングで当たり前になっている
「コンテンツマーケティング」をやっていたのですよね。

コンテンツマーケティングとは、顧客に有益で関連性の高い情報を提供し、長期的な信頼関係を構築することで、最終的にビジネスの成果につなげるマーケティング手法です。単なる宣伝や販売促進とは一線を画し、顧客視点に立った価値提供を通じてブランドへの好感度を高めることを目指します。

https://innova-jp.com/media/history-of-content-marketing

先輩は
「知らん人より、知ってる人に頼みたいだろう。
 まずは自分のこと知ってもらおうと思って。」
「出会った人に、有益な情報を提供できたらいいじゃん。」

と言っていました。

当時は
「すぐに数字につながらないのによくできるなー」
と思っていましたが、
マーケティングの勉強をして、
先輩のやっていたことのすごさと、意義を理解しました。

その後、彼は本を出版され、
起業して活躍されています。

今日、noteに書いてみて、
彼のお客さまのためにという気持ちと行動力をあらためて尊敬しましたが、

「当たり前になっている手法を疑って、
 他にできることがないか考え、
 まず一歩先にやってみた。」

その姿勢も素晴らしいと思い返しました。

今は、SNSをはじめとしてチャネルが増え、
お客さまと接するチャンスが増えています。

郵送DM、FAX DM、メールDMしかなかった時代より
さまざまな方法でお客さまとコミュニケーションがとれる。
低コストで仮説検証をしながら実践を積み重ねられる良い時代です。

「もっといい方法はないか?」と学び続け、
チャレンジし続けていきたいですね。

今日も読んでいただきありがとうございました!
よかったらフォローをよろしくお願いします!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?