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社名の由来と、混乱したプロジェクトを前に進める方法

弊社の社名は「株式会社アラバト」といいます。

会社員時代、
混乱したプロジェクト、いわゆる「炎上案件」に入ることが多く、
同僚に「荒場といえば亀井さん」とメッセージをもらいました。
(荒場は正式には「アレバ」ですが、間違えて「アラバ」と読みました)

夫がそれを覚えていて、
「荒場といえば」→「アラバといえば」→「アラバト」
を社名として提案してくれました。

困難な状況にある企業やプロジェクト、人をサポートできる存在でありたいという思いを込めて、この社名にしました。

会社員時代、「炎上案件」に入ったときのことを書いてみます。
当時は、こうやって進めよう!と決めていたわけでもなく、
本を読んで勉強したわけでもなく、
ただ、混乱したプロジェクトを前に進めるために必要だと思ったことを
日々、コツコツやっていたという感覚です。

まず関係者の話をとことん聞きました。
よくあったのが

・少しずつボタンの掛け違いがある
・現場からすると、決めてほしいことが決まっていない。それを誰に言っていいかわからない。
・上層部は何がネックで進まないのかわからない。

そこで・・・

・現場には決めてほしいことをまとめて、いつまでに決めると約束
・上層部にジャッジできるよう情報を揃えてジャッジしてもらう。
・決まったことを約束の日までに現場に伝える

この繰り返しをしました。
難しいビジネスの知識は必要ありません。
(さまざまな職種の方とお話しするので、最低限の知識は必要ですが)

ビジネスはシンプルです。

企画して、スケジュールを決めて(Plan)、
実行する(Do)、
確認して(Check)、
うまくいっていないところは改善してまた実行(Action) 

新卒1年目の仕事も、総理大臣の仕事も基本はこれだと思います。

このサイクルがうまく回らないと、炎上案件となります。
「うまく回らない」とは、失敗しないことではないです。
うまく回っているプロジェクトは、失敗してもチームで話し合い、
改善して実行を繰り返し、成功にたどり着きます。

うまく回らないのは、
人の問題、人の気持ちの問題であることが多いと思います。
トラブルを紐解くと「人」だったり、
ビジネスは結局、「人」なのです。

もちろん、知識も重要です。
知識がたくさんあることで解決できる問題もあります。
こうすればいいと提案できるので。
ただそれを実行する「チーム」「人」があってこそ。
土台があってこその知識です。

人の気持ちを大切にするとは
「話を聞くこと」「約束を守ること」
その上で、「意見を伝えること」
だと考えています。

独立後、外部の立場でサポートに入る時も
まず、そこにいる人の気持ちに寄り添い、
話を聞くことを大切にしています。

そして、当事者より当事者になることを目指す。
客観的でありつつ、没入する。

そんな気合いで?!仕事をさせていただいています。

もし今、混乱したプロジェクトを担当していたら、
弊社名「アラバト」を思い出していただき笑、
ぜひ人に着目して、話をじっくり聞いてみてください。
きっと解決の糸口が見えてくると思います。

今日も読んでいただきありがとうございました。
ぜひフォローをよろしくお願いします!

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