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40歳になったらしい新潟を拠点とするベンチャー企業の社長が今想うこと。

昨年も書いた誕生日シリーズを今年も書いておこうと思う。もしかしたら自分のFacebookなどを辿ったら、毎年のように書いているのかもしれない…

できる限り誕生日シリーズとしては、感情や意識的なことを多めにサクッと書いていく。

僕は自分が書いたものを読み直すことはあまりない。でも、ふとした時に自分自身への気づきになれば、死ぬ前にでも記憶を辿るツールになれば、娘が大きくなった時の参考にでもなればと思って書いている。

そのほかにも、やはり書き残すということは、その時の思考の整理にもなる。また、今は中断しているYouTubeもやっていて良かったと思うのは、過去の自分を見れることだ。その時の自分の感情も蘇ってくる。きっとこれから先は、今まで以上に記憶は曖昧になっていくだろう。僕はもっともっと新しい体験を生き続ける限りしていこうと思っているからこそ、過去の経験は忘れていきやすくなる。脳の機能の衰えだけでなく、やはり脳のキャパは決まっているから。デジタルデータとして残るので、娘への手紙だとも思ってる。YouTubeで映像や音声が残り、noteで思考性が残れば、あと50年ぐらいすればメタバースや映像でAIが僕として代わりに色々話してくれるだろう。生きている人からすれば、僕はもう死なない存在になるのだと思う。スターウォーズのヨーダ達のようにね。


39歳という365日

正直にいえば、まず39歳を39歳と意識して生きてこなかった。もっといえば、今年の誕生日で、40歳ではなく、39歳になった思っていた。友人から40歳だねというメッセージで気づいたぐらいで…40歳という節目なのだから、40代をどう生きるのか考えておきたいと思っていた。むしろこのnoteにそういうことを書き残しておくべきだろう。でも現実は、39歳という年齢は、日々意識することなく365日が終わって40歳になっていた。ただ、39歳という365日は、全力で走り抜けたことは自信をもっていえる。最高のアウトプットかどうかは疑問だし、最高のパフォーマンスだったかも疑問だけど、良い意味で毎日考えて、毎日もがいて、毎日喜怒哀楽の中で生きれたと思う。

度々書いてる気はするけど、20代は将来のためにと33歳をイメージして生きてきた。そして33歳には、20代の理想に近い未来に辿り着いた。そして、日青春かのような日々の忙しさの中で、これから何のために生きるのか?次の欲は何があるのか?と進むべき方向を見失った。それでも同じタイミングで取締役というポジションをいただき、自分自身の意識の中だけでなく、実際に経営者というスタート地点に立つことになり、良い意味でまだまだ自分が未熟であることを体感しながら、高い山を見ることができた。

そして同時に多くのやりたいことも、また思えるようになっていった。20代の頃のように“未来のために”ではなく、“毎日が本番”だと思って生きてきた。だからだろうか、何歳だっけとGoogleに聞かないと本当に分からなくなっていった。それだけ年齢なんてどうでも良くて、1年に1回の誕生日の時にしか意識しないもの。ふとした時においくつですかと聞かれると困ったりするのでやめてください….w まあ今年は40歳だから忘れなさそうかな….

Going サンゾウ's wayという日々

自分の弱さを知っている。好奇心や挑戦には、不安がつきまとう。その時だけは、思考を停止させて、退路を断つことを優先して行動する。上海に移住する時も、2年前の新潟で起業する時もそうやってきた。だから、起業する時には、事業よりもまずは法人を作った。その前には、法人を作ることを宣言した。マーケティング的にも、市場のニーズを見ないと事業なんて考えられないし、それこそ、発想優先の事業先行で進めれば法人の死は、確率が上がりやすいと思っている。

創業して2年間が経った。順調?と自分に投げかけるならば、自分自身への建前では、全てが順調だと言い聞かせるだろう。しかしながら、本音で言えば、どっちなんだろうと思う。何も決めずに新潟で、創業というフィールドに立ったわりには、生き延びている。順調ではないとはっきり言うほど、ダメではない。僕の感情でいえば、毎日ヒリヒリしながら苦しみながら生きている。それが不幸かといえばそうではない。むしろ好きなことに挑戦してるのだから、ビジネス的にドM体質なだけで、人生を楽しんでいるといえる。

理想の先にあった理想を目指すという限りある人生

本当に多くの人に助けてもらってきているからこそ、日々感謝して、それが自分の幸福度を高めて、さらには、日々のパワーにしている。矛盾するけど、出口が見えない中で、そして、自分の人生軸で比較すると、比較的孤独の中で、苦しみながら日々生きている。でも、人生の濃度が高いというのは、こういう状態なのかもしれないと思っている。20代30代の8割は、地を這いつくばるかのように、日の目を浴びるようなキャリアとは無縁だった。それでも助けてもらい、機会をもらって、自分の理想としたイメージまで辿り着いたし、そこからもっと高みを目指した。

そんなことを、ふと最近思い出した。誤解を恐れずにいえば、この前まで、ちょっとした社会的地位もあったしお金も不自由なかったような状態だったので、倍に苦しく感じるのだけれど、自分から挑戦を選んだ。その先には、もっと見たことがない世界が広がっているだろうから。その挑戦が、まさに今なのだから、苦しいことを楽しむのみだ。もちろん今は家族もいるので、上海でホームレスになりましたテヘッ、では済まされないのだけれど、20代30代のように、基本は地を這いつくばりながら、10年間ぐらい継続すれば、どこかで大きな上昇気流にのるタイミングもあるかもしれない。または無風かもしれない。

挑戦を楽しんでいくのみ。以前と同じように、長く日の目を浴びない覚悟はあるし、絶対に上手くいくし、絶対に仲間が現れるし、再現性はあると思ってる。いや、もうすでに上手くいってるし、仲間もいる。でもまだまだ道は続いていくのだ。理想を現実にした時にはまた理想があり、まだまだ先にある理想を追いかけていこう。

創業というゲームと経営というゲームの狭間

最近自分の中で意識していること。以前から1→10が得意で、0→1に挑戦しているとは言ってきた。2年間経って、創業も経営も経験して(もちろんどちらも常に重なり合うものだけれど)、本当に全く異なるゲームだよねと感じている。創業は、本当にリソースに限りがある。経営は、マネジメントや財務の感覚が重要である。言葉で聞けば非常に当たり前でありふれた話でしかないだけれど、体感レベルで実感ができている。人生はやはり経験してこそ。

完全に0→1、1→10のどちらかが得意な人もいるだろう。でも、僕の場合には、その状況に立てば、どちらもできるのではないかなと思っているし、どちらも天才的とまではもちろん思わない。ただ0→1で立ち上げられるかどうかは、もう少し走っていかないとわからなそう。逆も切り口によってはもう立ち上がってるとも言えてしまうだろう。

新潟にいると自ら立ち上げて1にできた人が、創業というゲームから経営のゲームに移行できない状況を、正直に言えば何度も見ている。創業には興味あるけど経営には興味がない場合、経営を任せるか、興味がないかもしれないけど、実践とインプットで学びながら、面白さを感じていくか。あくまで事業が立ち上がった場合の先として。 一方で経営者が、創業しようと思った場合には自らやるしかない。ただし興味がなければそもそも創業しなければ良いだけだろう。僕の場合、興味をもってしまったのでやっているというのが今である。

創業の段階を終えて、事業が立ち上がってるのに、経営を無視して仕組み化せず、ただただ立ち上げを繰り返そうとすれば、やはりメンバーは混乱していく。つまり、新たな事業を立ち上げたいならメンバーやリソースを切り離してあげた方が全員がハッピーなんだろうと思う。

経営に移行したいという時には、僕のキャリア的に得意な部分なため、何かしらお手伝いすることができるかもしれないと感じている。そして、僕自身も勉強の機会になるので、縁がある企業とは、僕自身が100本ノックを受けるかのような感覚で、積極的に関わらせてもらっている。ぜひ、経営が苦しいという方がいればこっそりご連絡いただけたら嬉しいです。

僕は今、創業というゲームに挑戦中だ。限られたリソースの中で、1までいけるのか、資金的な体力がある限り頑張ってみようと思う。

細かいサンゾウの状況は以前書いたnoteなどを参考にしてもらえればと思っている。

1日という24時間

最近アナログタイマーを購入した。体感している通りに、小学生の1時間と大人の1時間のスピードは異なる。だからこそ、切り替えのスピードを上げながら毎時間を大切に生きたいから。歳を重ねるたびに時間の貴重さは増していくばかりだ。もちろんこれは、やりたいことを詰め込んで生産性をあげるぞーみたいなことというよりも、日々を大切に生きたいからである。ゆっくり過ごすにも集中するにも時間は意識していたい。

アフターコロナという新たな日々

コロナ中に起業した。結果的には良かったと考えている。新潟の市場に集中できたから。そろそろ時間だ。アフターコロナのフェーズが始まった。またサンゾウの動きに関しては、noteにしていこうと思うし日々ツイートでもしていこうと思っている。海外行ったときにはYouTubeも再開していくよ。

いつもの宣伝関連

株式会社サンゾウに1mmでも興味をもってくれた皆様、ご連絡待ってます。

つまらない営業メールはスルーするけど、サンゾウに興味をもってくれた企業や人がいたならば、ご連絡くれたら非常に嬉しいです。中華関連でも、web3.0関連でも、新潟関連でも。パーパス通り、アナタをハッピーに。そしてみんなでセカイに変化を。を軸に動いており、損得だけで判断しない。むしろクライアントでも、メンバーでも仲間を探している。こんなこと書くと偉そうに聞こえるのかな……仕事ください(土下座)…

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亀貝 康明(KAMEGAI YASUAKI)
株式会社サンゾウ 代表取締役

新潟で株式会社サンゾウを創業して、地方発ベンチャー企業として日々拡大中。元CAPSULE Inc.取締役。上海、台湾在住歴あり。中華圏やアジアを中心とした海外生活や海外ビジネスに関しても発信中。Twitter→https://twitter.com/kamegai_sanzo

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