詩の読み方~知れば楽しくなる5つのコツ~
「詩の読み方を知りたい」
「詩を、もっと楽しみたい」
これらのようなことを考えている方たちに、おすすめの記事となっています。
僕は、詩作とともに、いくつか詩集も読んできました。
詩は、むずかしい。けれども、なぜか惹かれて、楽しく読む方法を模索し続けました。
今回は、模索し続けたことに対する一定の回答を、書き込むことにします。
客観的な情報も確認しつつ、詩を楽しく読む方法について、考察しますね。
詩を楽しく読めることは、noteで詩作を行う人たちや創作活動を行う人たちに、何らかのヒントを与えられる、と考えました。
よかったら、参考にしてみてください。
それでは、始めていきます。
詩を読むのがむずかしい2つの理由
本題に入る前に、1つ、気になることがあるかもしれません。
それは、詩を読むことはむずかしい、ということです。
僕もさっき、むずかしいとか、言ってましたからね(笑)。
でも、詩は実は、楽しいものです。
むずかしいから、楽しい、と言えるのでしょうか。
とにかく、そんな楽しい詩ではございますが、実際に読むとなると、やはり、むずかしいですよね。
この見出しでは、詩を読むことがむずかしい2つの理由を、解説します。
通常の日本語とは、少し違う。
中身を理解する必要がある
順番に、述べていきますね。
その1:通常の日本語とは、少し違う。
詩がむずかしい理由その1は、通常の日本語とは、少し違う、ということです。
詩は、一般的な概念を伝えることは、あまりしません。
詩で、一般的な概念(花・命・きれいなど)を伝えても、「ふ~ん、それで?」となってしまいます。
詩は、普通のことを伝えても、感動は生まれないのです。
もちろん、普遍的な詩を歌って、それを読むと感動することはあります。
それは、なぜかというと、大切なことを繊細に歌っているからです。
これは、普通の人は、あまり真似しない方がいい、というやつかもしれません。
なので、基本的に詩は、通常の日本語とは少し離れた表現になるかと思います。
そこが、詩の面白いところです。
しかし、何かを得るための伝達だけではないと思いますので、詩はむずかしい、となっているかもしれませんね。
その2:中身を理解する必要がある
詩を読むのがむずかしい理由その2は、中身を理解する必要がある、ということです。
詩は、表面的なことを読んでも、「ふ~ん、それで?」となるかもしれません。
「我思う、ゆえに我あり」と言われて、「意味が分からない」「つまらない」となる感じです。
この名言は、デカルトによるものですが、深い言葉といえば、深いでしょうね。
そうです。言葉には、深みがあるのです。
この深みを、例えば、子どもに理解してもらうとします。
ちなみに僕は、教育的な考えは、少しうとくなります。すみませぬ。
それを前提で話しますが、抽象的なことを子どもが理解することは、むずかしいのではないでしょうか。
大人でも、抽象的なことを理解できない人は、いますよね。
なので、詩はむずかしい、詩を読むのは、や~めた!となってしまうのかもしれません。
詩の奥には、大切な感情があり、言葉にできない気持ちを感じた人には、光が差すような言葉に思えるかもしれません。
僕は、小学生の頃から、なんとなく詩は好きでした。
当時の死にかけているメンタル越しに読んだ教科書の詩群は、輝いているように見えたのです。
詩の読み方~5つのコツ~
それでは、やっと本題に入っていきます。
詩の読み方として、5つのコツを提案します。
ネットの詩から読む
名詩を何度も読む
寝る前に読む
自分の好きな詩から読む
自分でも書きつつ、読む。
順番に、解説していきますね。
その1:ネットの詩から読む
詩の読み方その1は、ネットの詩から読む、ということです。
名詩を読むことも大切かもしれませんが、少し古い詩も多いですよね。
なので、ネットの詩から、親しんでみてもいい、と思います。
身近なもので言うと、noteというサイトがありますよね。
noteの詩は、いい詩もありますし、現代語で大体書かれていますよね。
敷居が低いと思いますので、ぜひ、そこから親しんでみてはいかがでしょうか。
note内の詩人が、心を込めて、無料で創作発表をしていることが多い状況だと思います。
その2:名詩を何度も読む
詩の読み方その2は、名詩を何度も読む、ということです。
名詩を読むことに関しては、王道の方法かもしれませんね。
ネットの詩にも、よい部分はあります。
しかし、深みという点においては、イマイチの詩もあるかもしれません。
そもそも、文章力が、未熟の場合もありますよね。
そこで、名詩を読んでみることを、おすすめします。
「名詩か。ちょっとむずかしそう」
たしかに、ややむずかしい点もあります。
しかし、読み込んだ先に、あたたかい感情が流れています。
名詩を何度も読むことによって、少しずつ理解していくことが、可能です。
つらい表現がされていることは少ないと思いますので、HSPの方でも、何度も繰り返し読める、と思います。
不思議なんですけど、名詩とか何度も読んでみると、むずかしいこともこういうことかな、と分かってくることもあるんですよ。
それで、詩人とか著者と同じ視点を、得ることができます。
でも、無理はしないでいいですからね。
詩人たちも、無理して読んでもらうのは、本望ではないと思いますから。
その3:寝る前に読む
詩の読み方その3は、寝る前に読む、ということです。
寝る前に読むことによって、詩を効率的にインプットできます。
リラックスして、安眠効果もあるかもしれません。
寝る前の読書は、他の方たちもおすすめしていることが多いです。
ただし寝る前は、興奮するスマホなどは、なるべく避けた方がよいかもしれません。
なので、紙の詩集とかを読んでみるといい、と思いますよ。
詩は、紙の本が多いと思いますので、それもおすすめする理由の1つです。
実際に、僕は寝る前に、紙の「ポケット詩集シリーズ」を、何度も何度も読み込んでいました。
それは、現在の文章のリズムに影響を与え、豊かな情緒も育んでくれた、と思います。
寝る前の詩集は、紙の本の「ポケット詩集シリーズ」を、おすすめしておきます。
その4:自分の好きな詩から読む
詩の読み方その4は、自分の好きな詩から読む、ということです。
詩集を買ったとして、全部読むのはきつい、と思うかもしれません。
なので、自分の好きな詩、詩人から読んでいくといい、と思います。
詩を楽しむためには、無理せず、ほどよい距離感で付き合うのが、一番です。
ちなみに、自分が好きな詩や詩人は、先ほどのポケット詩集から選ぶことも、可能です。
谷川俊太郎先生の詩集に関しては、いくつもあります。
それらの本から、自分のお気に入りの詩を、見つけてみてもよいかもしれませんね。
その5:自分でも書きつつ、読む。
詩の読み方その5は、自分でも書きつつ、読む、ということです。
詩を読むだけでは、なんとなく、つまらないかもしれませんね。
そこで、詩を書くこともおすすめします。
「え、自分は、何も書けません」
そんな方もいる、と思います。
もちろん、無理して書かなくていいですが、写経をしてみてもよいかもしれません。
名詩を、紙に書き起こす、ということです。
普通に詩を読むのと、少し違った解釈をすることも、可能です。
そこから、noteなどに投稿してみてもよい、と思います。
写経して、noteに投稿して、また読み、投稿してみましょう。
その過程で、詩をより理解し、積極的に詩を楽しめる、と思います。
詩を読む際に、自分でも書いてみる、というのがありますよ。
それでは、今回の記事をまとめます。
まとめ:まずは、有名な詩から。
この記事では、以下のようなことについて、触れてきました↓
詩を読むのがむずかしい2つの理由
通常の日本語とは、少し違う。
中身を理解する必要がある
詩の読み方~5つのコツ~
ネットの詩から読む
名詩を何度も読む
寝る前に読む
自分の好きな詩から読む
自分でも書きつつ、読む。
ここまで、詩の読み方のコツなどについて、お伝えしてきました。
なので、読者の方は、詩を読むことを少し考えてみたかもしれません。
読書の際にも参考になるかもしれませんし、創作活動の際にも参考になるかもしれません。
詩を読む際に、おすすめの本は、「ポケット詩集シリーズ」です。
あと、noteとかエックスにある適切な詩とかも、おすすめしておきます。
自分のペースで、楽しく、じっくり、詩を読んでみてはいかがでしょうか。
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ここまで、記事をお読みいただき、ありがとうございました。
引き続き、皆さんの役に立つような記事を書いていきますね。
また機会があれば、お会いしましょう_(._.)_