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2021.5.5 KAMEDA-YA AOZORA MARKET 2021 イベントレポート

2021/4/29(木)~2021/5/4(火)の期間に開催した「KAMEDA-YA AOZORA MARKET 2021」が、大好評のうちに幕を閉じた。

東京を中心とする首都圏、大阪を中心とする関西圏に緊急事態宣言が発令されている中、イベントを開催することの是非について、悩みに悩み抜いたが、日々当店にご来店くださるお客様や、経営者仲間たちと話している中で、この閉塞感が強い昨今、明らかにこの手のイベントを求めている手応えを感じており、屋外での、飲食を伴わないイベントであれば感染症リスクもかなり抑えられるのでは?と考え、決行の判断を下した。

結論、やってよかった。たくさんのお客様の笑顔が見られたし、そこかしこで、笑い声が聞こえてきた。懐かしい友人、普段お世話になっている仲間も来てくれた。一番の狙いだった、「このお店、前から知っていはいたんだけど、入る勇気がなかったのよねえ」というお客様に、ご来店のきっかけを作ることもできた。コロナだからと言って、あらゆることを制約されていた人々の心に、一縷の灯をともすことができたとしたら、小売冥利に尽きる。そういったことが、お客様の表情や、お客様との会話の中で確かに感じることのできる、素晴らしい機会となった。

やはりイベントの力は偉大だ。以前のようにたくさんの人が集まってワイガヤするばかりがイベントではない。売り手の目的と、買い手の目的が一致するとき、それをマッチングする手段の一つとしてイベントがある。イベントの形は様々あってよい。誰かのためになっていれば、それよいのだ。

《イベントフライヤー》

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created by steve*

今回のイベントの特徴は、当店単体での開催ではなく、当社と思いを同じくする地元企業の皆さんにも商品をご提供いただき、まさに「マーケット」的な体裁をとったことだ。この手のパートナーシップはよく見る座組ではあるが、誰彼構わず声をかけたわけではない。「亀田屋」のブランドコンセプトや世界観を理解してくださり、同じ情熱感、同じレベル感で仕事ができるパートナーさんを選定して声をかけさせていただいた。結果、ご出店いただいた各社さんとの結束感も強まり、アフターコロナの生き残りをかけた中小企業の戦い方に、ひとつのヒントを見出したように感じた。

《イベント初日》

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イベント初日はあいにくの雨模様となったが、たくさんの人出に恵まれ、パンやチーズなど賞味期限が短いアイテムについては完売となるなど、好調な立ち上がりを見せた。

《2日目》

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2日目(4/30)は暦の上では平日ということもあり、家族連れの姿は少なかった。一方、社会人の方、ご夫婦の方などのご来店が多く、パンやチーズは連日売り切れとなった。

《3日目》

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3日目。5月に入り本格的なGWモードになるか?と思いきや、比較的静かな立ち上がりとなった。この日も大人のお客様が多く、酒のつまみ?に最適な、地元野菜を使って作った「宮ぴくるす」が盛況を見せた。

《4日目》

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4日目。いよいよファミリー層のご来店が目立ち始め、金魚すくいが大盛況となった。うちの子供たちも遊びに来て、しっかりゲット。「コイキング!ゲットだぜ!」

《5日目》

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5日目。この日は「日本グルテンフリーアドバイザー協会」の中村由美子先生にお越しいただき、「グルテンフリー料理教室」を開催した。受講に来てくださったお客様、大変ありがたかったなあ。また、この日から宇都宮で人気の花屋さん「花亀」さんの出店が始まった。高品質なお花のセットが一律500円で買えるとあって、大きく賑わった。

《6日目・最終日》

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いよいよイベント最終日。お客様への日頃の感謝を込めて、ゲリラ値下げを敢行した。自分で言うのもなんなんですが、この日ご来店くださったお客様は、本当にラッキーでした!

《イベントを終えて》

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まず、栃木県は緊急事態宣言の対象外地域ではあるものの、まだまだコロナ騒ぎが収まらまい中、たくさんのお客様にご来場いただけたことに、深く感謝を申し上げたい。それから、まだまだイベントの開催に一定の否定的な反応がありうる中、快くイベントの主旨に賛同くださり、商品提供やスタッフ派遣、社長自ら応援に来てくださったコラボパートナー、イベントスタッフの皆様にも、心より感謝申し上げます。それからそれから、ゴールデンウィークにも関わらず出勤してくださった当社スタッフの皆さん、ならびにそのご家族(うちの家族も含め)のご理解・ご協力にも、感謝致します。

今回のイベントを実行することで、亀田屋がいかに多くのお客様に愛され、支えられているかを、スタッフ一同実感できたことも大きな財産となった。一方、直前まで開催すべきかどうか悩んでいたこともあり、告知が遅れ、準備が遅れ、関係の皆さんに負担をかけてしまったことは大きな反省材料となった。課題は課題としてしっかり認識して改善を図りつつ、また次回、このようなイベントを企画したいと思う。秋頃かな・・・

これからも、地元の方を中心に、一人でも多くのお客様に喜んでいただけるよう、心通うパートナーを集め、より過ごしやすく、より生活していて楽しい宇都宮を構築してゆくべく、邁進してゆきたい。


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