『退職』と『日本一周』と『地方移住』
東京生まれが淡路島から島根県へ
はじめまして。
東京生まれの24歳です。
高校時代は渋谷や新宿が定期圏内。新卒入社の本社ビルは東京駅直結。
そんな自分が縁もゆかりもない島根県奥出雲町へ仮移住。1人で飛び込み、約2ヶ月が経ちました。
『仕事』も『暮らし』も『人付き合い』も全くのゼロから。
なんの知識も経験もない若者が地方で挑戦する。
今の自分の経験の発信が、誰かの何かのきっかけになればと思い、始めてみます。
地方移住や起業、まちづくりや地域活性化などに興味のある方、読んでいただけたら嬉しいです。まずは簡単な自己紹介。⬇︎
簡単な自己紹介
仮移住していた10月から4月までの半年間はアルバイト掛け持ちのフリーター生活。
NPO法人で『移動マーケット』の販売員したり、温泉旅館で『フロント業務』したり。
地域の高校生へ『塾の先生』もしたり。
詳しくはこちら。
少し前までは農業法人で唐辛子の『収穫作業』や人生初『トラクター運転』。『そば打ち体験』や『餅つき体験』のお手伝いもしたり、地域ならではの仕事も関わらせてもらったり。
なぜ1年で退職して島根県に飛び込んだのか。少し振り返ってみます。
葛藤と決断した淡路島での2020年
2020年4月〜の1年間、社会人生活を送った。
配属はほぼ希望通りだった。
『地方創生事業』の事業開発部。2020/5/10~東京から関西へ渡った。
一棟貸しで10万円以上するヴィラホテル事業に配属。
有名人や経営者などのお客さんを前に、送迎やチェックイン、部屋案内や食事提供などのサービス業務。イベント企画運営や集客方法、年間スケジュールを考えたりと、運営に関する部分も携わった。
『新入社員とは思えないほど多くの経験と成長』させてもらった1年間。新鮮で刺激的で面白かった。
ただ、それと同時に『何が起こるかわからない将来』を強く感じた1年間でもあった。
学生の終わりと社会人の始まりは新型コロナの影響をもろに受けた。
卒業式は研究室ごと。入社式は中止。新入社員研修は全てオンライン。
東京にいた頃は日用品の奪い合いに巻き込まれ、サービス業に携わる中でも緊急事態宣言やGotoトラベルなどはダイレクトに影響を受けた。
コロナを機に地方進出する企業が出始め、地方熱が高まる中、「地方創生」「地域活性化」というものに本気で向き合いたくなった自分がいた。
そして、夏くらいから悩む時間が増えていった。
葛藤が続く中、最後に背中を押してくれたのは、2020年12月11日。
祖父の死だった。
体重100kg越え、身長180cm超えの大男。
カメラを片手に、世界中の子供達の笑顔の写真を撮り続けた人。
銃を突きつけられたり、黒人に囲まれたり。死の危険にさらされながらも自分の意思で人生を全うした。
改めて、祖父の『リスクを恐れないブレない生き方』に刺激を受けた。
「今動かなければ、きっとこの先も動けない。」
早ければ早いほど、身軽に動けると思った。
2020年12月22日。1年での退職の思いを上司に伝えた。
日本一周で出会った島根県
『地方創生』や『地域活性化』に関わりたい。
しかし、次のあてがあるわけではなかった。
人との繋がりもあるわけではなかった。
まさに『金なし、ツテなし、仕事なし』状態。
ギリギリあったのはローン付きの『車』。
「動く家だ。」
ほとんど思いつきで、旅に出た。
先の予定は何もない中での車中泊生活。合計2ヶ月くらい。
西日本だけ回ろうと思っていたものの、結果的には北海道や沖縄を除き、ほぼ日本一周。
ここでは書ききれないほど、いろんなものを見て、感じて、学んだ日本一周になった。
2021年6月頃、島根県雲南市のある方にお世話になった。
ネット上で連絡し、空き家に1ヶ月間、住ませていただいた。
その間、地域の人を紹介してもらったり、地域活動に参加させてもらったり。
その流れで、奥出雲町の方とも偶然出会った。
自分のやりたいことを話すと、「ここなら全然やっていいよ!」とも言ってもらえ、どんどん話が進んだ。
次第に、雲南市や奥出雲町で出会った『人の良さ』に惹かれていった。
距離感もちょうど良くて、突然きたヨソモノもスッと溶け込めた気がした。
すっかり気に入って、10/4〜神奈川県から島根県へ仮移住した。
仕事も暮らしも全てが0から
以上、仮移住するまで簡単に書かせていただきました。ここまでも本当に濃かったですが、まだまだここからがスタート。
縁もゆかりもなかった地域で、0から始める『地方移住』と『地域起業』。まずは目の前にある、地域の人との関係性や一人暮らしから。
やりたいことはたくさんあるけれど、足りないものもたくさんある。時間がかかることだから、焦らず1つずつ、ちょっとずつ進んでいきます。
応援していただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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