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才能がないからやる選択肢

「才能」。

これまでの人生で、自分とは無縁だった言葉だと思います。
才能でなんとか出来たことは、一度もないと言っていいくらい無かったと思います。


運動の才能。
絵を描く才能。
誰とでも仲良くなる才能。
音楽を作る才能。



どれも私が欲しかった才能です。

運動の才能があれば、運動会で恥をかくこともなかった。
絵を描く才能があれば、教室に貼られる自分の絵に自信を持てた。
誰とでも仲良くなる才能があれば、人見知りせずにもっと多くの人と話せた。
音楽を作る才能があれば、音で周りを魅了できた。


そう思ってしまったことは何度もありました。

だからといって、才能があればと自分の現実に目を背けて言い訳を探していることも自覚していました。

けど、自分はこんなに努力しているのに、才能で能力を開花している周囲の存在を見るとなんで?なんでなんだ!と、自分自身に腹が立って仕方がないと思っていた時期が多くありました。




でも今思えば自分には才能がなくて良かったのだと思います。

才能がないから、才能があるやつをいつか努力でまくってやる、追い抜かしてやると努力した日々が今の自分を作っている大きな財産になっているからです。

才能があったら、

・成功している人の影で泣いている人の気持ちも
・何度練習しても報われない人の気持ちも
・練習してるのに結果に出なくて、自暴自棄になってしまう人の気持ちも


分からないし、理解しようともしなかったのではないかと思います。

それに比べて才能が無かった私は、少しは理解することができると思います。


才能があるからやるのではなく、才能がないからやる選択肢

いつか才能がない俺が、結果を出せたら才能がなかった俺が正解。

星野源さんが言ってました。
才能がないからこそやってみる選択をしたいです。

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