![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61701377/rectangle_large_type_2_f5ebdafac3ed6b0c2d4c37d0d27259f7.jpeg?width=800)
Photo by
dress_hasamiyaki
掛け言葉
「もう十分と思ってもいいんじゃないですか。」先週、私が思い切って伝えた言葉。発して、涙が込み上げた。何よりも自分に伝えたかったことだから。
人に頼れない。相談できない。抱え込む。
自分の課題に直視して、向き合って、ちょっとずつ見えてきたことがある。
課題の根本にあるのは、何なのか。
「真面目すぎ」「プライドが高い」で片付けられるのは納得いかない。きっと、悩み苦しむ人にかけられる言葉が他にあるはず。
私の「人に言えない」は、「恥ずかしい」で、「怖い」。自分を受け入れてもらえないかもしれないという不安。
こんなことお願いしたら、嫌われるかもしれない。だから、頼れない。
こんなこと言ったら、否定されるかもしれない。だから、相談できない。
不安の予測に落ち込んで、諦める。
荷物は片付かなくて、抱えきれなくなって潰れる。
だったら、周りに頼るしかない。
周りに話して、困難さを分かってもらう必要があるかもしれない。
それが誰かにとっては平気でも、自分にとって抱えきれない荷物ならば降ろすしかない。
分かってはいる。切羽詰まった自分もいる。
でも動けない。
なぜなら、荷物を抱えきれない自分を受け入れられないから。こんな軽い荷物なのに平気でいられない自分が嫌いだから。
こんな自分はダメだからだ。だから、周りに頼れない。
そういう時のあの人に、自分に、かける言葉。
「もう十分」
「もう十分、頑張ってる。」