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KURUMICCO WALK Vol.5「八幡宮前本店からご利益スポットへ」

第5回となる今回は、今年初の「KURUMICCO WALK」ということで、読者の皆様にもご利益が届きますようにとの願いを込めて、鶴岡八幡宮と銭洗弁財天などのご紹介をいたします。
(本記事の掲載内容は2022年1月時点のものです)


こちらが今回のKURUMICCO WALK MAPです↓

KURUMICCO WALK Vol.5 MAP

鎌倉紅谷 八幡宮前本店を出発~!

鎌倉紅谷 八幡宮前本店からすぐのところにある、鶴岡八幡宮へ向かいます。

鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)

鎌倉幕府とともに始まり、今日まで鎌倉の発展を見守り支えてきた鎌倉文化の起点

鶴岡八幡宮
特別に許可を得て、鶴岡八幡宮様に過去の写真を提供していただきました。
※転載・二次使用を固く禁止いたします。

鮮やかな朱色の御社殿や、国の重要文化財にされている御本殿が鎌倉の象徴とも言える鶴岡八幡宮。
源頼朝公がはじめての武家政権を握り、幕府の拠点地を鎌倉に遷しました。頼朝公は鶴岡八幡宮を篤く信仰していたので、幕府の重要な政策を決めたり、放生会や流鏑馬、舞楽などの祭事を行う場所となりました。2020年以前は毎年、全国各地・海外からも鎌倉に多くの方が足を運び、鶴岡八幡宮に参拝に来られていました。このように、鶴岡八幡宮は民衆にとっても心の拠り所であり象徴的な存在であったことが分かります。
青々しい木々の合間から見える本宮の入り口である朱色の楼門は、崇高な美しさがありました。

鶴岡八幡宮公式サイト

鎌倉紅谷の定番商品「鎌倉だより」は、鶴岡八幡宮にあった大銀杏の木から着想を得て作られたものです。ご参拝の帰り道、八幡宮前本店にぜひお立ち寄りくださいね♪

旭屋本店(あさひや ほんてん)

お店の看板商品である豆大福は、餅粉を使用せず無添加のお餅で作っている

旭屋本店
※転載・二次使用を固く禁止いたします。

1905年創業で100年以上の歴史を持つ老舗和菓子屋。現在は、4代目と5代目が一緒に経営されています。明治38年の創業以来、ここで作っている和菓子は、保存料・調整剤・乳化剤・人工甘味料・カラメルなども使用していないそうです。なので、小さいお子さんからご年配の方まで安心して食べることが出来ます。
今回は店頭に並ぶ和菓子の中から、3品を購入。1番人気の「豆大福」(写真右)はもっちりと弾力があるお餅と、甘い粒あん、塩味のある赤いえんどう豆の組合せが抜群の美味しさでした。
また「鎌倉源氏最中 頼朝最中(つぶあん)」(写真下)は甘い粒あんと香ばしい皮の相性、「半どら」(写真左上)はふんわり軽い生地と甘い粒あんのバランスがちょうど良く、鎌倉散歩を思い返しながら楽しみました。「豆大福」は早い時間に完売となってしまうこともあるようなので、早めの時間帯に足を運ぶのがオススメです。

オステリアジョイア

香り引き立つ、立派な自家製の野菜が主役の創作イタリア料理店

オステリアジョイア

料理に使われる野菜は、オーナー兼ワインソムリエの飯田博之さんが育て、収穫しています。
飯田さんの畑は鎌倉市大船の郊外にあります。現在約30種類もの野菜を育てており、ブロッコリーや人参、カブをはじめ、チーマディラパやロマネスコ、カステルフランコなどの一般的な市場では見かけることがない珍しい野菜に出会うことが出来ます。
写真の「山梨県産信玄鶏のロースト」は、野菜の香りがスパイスとなり、鶏のおいしさをさらに引き立たせ、絶品でした。どう調理をしたらその野菜の旨味がお客様に伝わるか、飯田さんと専属スタッフさんで日々オリジナルメニューを考案されているそうです。
畑のボランティアさんも募集しているので農業体験に興味がある方は、ぜひこちらより飯田さんにご連絡されてみてください♪

銭洗弁財天宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてん うがふくじんじゃ)

長い戦乱が続き生活に困窮する国民を想い、源頼朝公が祈りを捧げた場所。

人々の苦しみを取り除こうと日夜お祈りを捧げた頼朝公。当時のこんな言い伝えがあります。
ある日、頼朝公の夢枕に一人の老人が現われました。その老人は「ここから西方にきれいな泉が岩の間から湧き出しています。その水を使って、神仏をまつりなさい。私こそは隠れ里の主である宇賀神です。」と言い、その姿を消したそうです。頼朝公は、夢のお告げ通りに泉を見つけ、岩窟を掘らせ宇賀神をまつったことが「銭洗弁財天」の起源とされています。
このことから、こちらの銭洗水でお金を洗うと増えて戻ってくると言われています。

『鎌倉銭洗弁財天宇賀福神社御由緒』

社務所で100円支払うと、ロウソクとお線香をもらいザルを借りることができます。お参りに使うロウソクは闇を照らし光を届け、線香は邪気を払い身を清めると言われているそうですよ。
ただし、洗う際は小銭をおすすめしており、紙幣は湿らせる程度にということでした。
参考文献:「鎌倉銭洗弁財天宇賀福神社御由緒」

今回のお散歩はこれまで!Vol.6もどうぞお楽しみに。