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【前編】Life Quest ~釜石で〇〇する人たちの多様な生き方〜第11歩目「ローカル複業家」×岩城一哉

本記事は、岩手県釜石市で人生を探求し生き方を自分でつくることに挑戦し、様々な活動に取り組むゲストの生き方に迫っていくイベント型オンライン番組『Life Quest』の内容をnoteに転載しています。         
今回は、2020年10月19日に実施された第11歩目に取り組む「ローカル複業家」に取り組む岩城一哉さんをご紹介します。実際の放送については、こちらよりご覧ください。

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ゲストプロフィール:岩城一哉/埼玉県出身。大学では保育や教育を学び、埼玉県草加市で6年間学童保育に従事。当時東日本大震災が起こるが、何ひとつ行動に移すことのできない日々を過ごす。
2015年3月に意を決し退職し、同年5月三陸ひとつなぎ自然学校にて半年間インターン生として、子ども支援やボランティアコーディネート等に携わる。インターンシップ終了後、釜石に残ることを決め、気が付けば5年以上の月日が経過。現在は「自称釜石の便利屋」として、様々な立場で仕事に携わっている。

わたしの「ローカル複業家」

ローカル複業家とは

岩城)皆さん、ローカル複業家と聞いてもピンとこないと思います。私もそのひとりです。というと、基本的には本業というメインの仕事を皆さん持っていると思うのですが、その本業に依存せずに複数の仕事やキャリアをもつ人のことを指します。また、自己成長や経験、人脈などを重視して、新しい働き方・ワークスタイルのことで、これはパラレルワーカーともいわれます。

実際にローカル複業家ということで、ピンときていないので具体的に何をしているのかお話します。この4社は私が働いている団体になります。

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岩城)この他の仕事も後程紹介させて頂きます。まず、①のまちづくり株式会社ですが、釜石での自分を知っている方がいらっしゃるとどういうことだとなるかもしれません。実は、新型コロナウイルスの影響でメインで進めていた仕事がなくなって、この会社の部長である下村さんに助け舟を出していただいて、今こちらで働かせてい頂いております。これまで、出演していた方もおっしゃっていたと思いますが、この団体の事業の1つとしてさんつなの支援があります。

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これは、その中のあおぞらパークという場所ですが、コロナの対策をしながら、子供たちが安心安全に遊べる遊び場となっています。私はここの安全管理のマニュアルを作成したり、消毒の徹底などを担当しており、これをやることで子供たちや保護者が安心してこの場所に来てくれたらと思い、仕事をしています。今年、まちづくり会社の新入社員が地域の中に入っていく際の調整役としての仕事も担当しています。あとは、Instagramで食などの発信しています。是非、『feriaskamaishi』で検索してみてください!

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岩城)次に三陸ひとつなぎ自然学校(さんつな)についてですが、私のことを知っている方はこのイメージが強いのではないかと思います。ここでは、子供たちの支援ということで、元々釜石に来たのは子供たちの支援がしたいということもあり、携わっています。あとは、ボランティアコーディネーターということで外のから来たボランティアさんと釜石で活躍している人達またはその活動を結び付けることで釜石の魅力を知ってもらい、学んでもらいつつボランティアに参加してもらっています。この体験することで、また釜石にきたいと思ってもらえるようにすることが自分の役割で、いわゆる釜石で言うつながり人口をつくるということだと思っています。

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次は、釜石DMCという団体でのお仕事の話をさせて頂きます。ここでの一つの仕事として、ふるさと納税の伝票を各企業さんに配る仕事をしており、不備がないようにこの伝票を直接お渡しする必要があるので、週に何回か釜石中をぐるぐると回っています。あと、民泊のコーディネーターを行っています。ラグビーのワールドカップでニュージーランドの学生が来た際にも担当をしました。来年、できたら良いなと考えております。

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後は、根浜MINDでのお仕事についてですが、前回お話をされていたと思いますが、根浜シーサイドというキャンプ場で草刈りや受付担当などの仕事をしております。また、根浜MINDのSNSの更新を行っております。この番組の発信も恥ずかしながらさせて頂きました。

わたしの1週間

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岩城)わたしの1週間ということで、ある例をご紹介します。こんな風に働いていますということで、団体ごとに色分けしています。もちろん休みありますよということで、余暇も入れています。

戸塚)これは自分で組み立てて活動していらっしゃるんですか?

岩城)はい、そうですね。

戸塚)すごい頭が混乱するというか、多くことを同時並行で行っていらっしゃるんですね!

岩城)そうですね。もちろんその場所で仕事をしている際はその仕事に集中しつつも、どこかで他の企業の仕事も考えているという感じですね。頭の整理が大変なこともありますが、それも楽しんでいます。

戸塚)色んな仕事を組み合わせながらお仕事をしていらっしゃることがこの1週間からもわかりますし、1日でも色んな仕事をしていらっしゃるんですね。

なぜ、この働き方をしているのか

岩城)今ご紹介したようになぜ、わたしがこのような働き方をしているかというと、釜石で色んなことを実現しながら活躍されている方がたくさんいらっしゃる中で自分がなにかサポートしたいと思ったからです。自分でなにかやることがあるだけではなく、それをサポートするのも重要だと思っていて、自分に課されたミッションだと思っております。

私が思うローカル複業家は、地域で活躍している尊敬している人たちを陰ながらサポートすることです。という綺麗事をならべつつも、釜石の魅力ある人に様々な形で関われるラッキーな存在である思います。

ー後編は、岩城さんご自身の人生について探求していきます。

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