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発達凸凹の息子に向き合った日々⑤  ~療育施設の見学と体験~

私がこの5年弱、一番向き合ってきたのは間違いなく『息子』です。
息子は発達グレー。発達に凸凹があるタイプ。
今年の4月で小学生になります。

息子が療育に通い始めたのは1歳8か月の時でした。

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療育施設への見学と体験の予約をして、病院を後にしました。

療育・・・。
療育に通えば、この子は今よりも普通になるのかな。
おしゃべりするようになるのかな。
そもそも、療育ってなんなんだろう。。

私の気持ち

その日の1~2週間後くらいに療育施設へ行きました。

息子と通った療育施設はいくつかのクラスに分かれていて、
大きく言うと、
①就園前のちびっこクラス
②療育を始めて1~2年の年少・年中さんのクラス
③就学前の年中・年長さんのクラス
毎年編成が変わるので、一概にこうとは言えませんが、こんな感じ。

息子は、①のクラスに体験で入れてもらいました。
その日はクラスの中にボールプールが出現していました!
こんな風に遊べるんだ?!そう私は思いながら。
息子は私に構わずに、興味のある方へどんどん行きました。
樋を使ってボールを上から下に転がしたり、
お玉を使ってボールをすくったり。
最後はボールプールの上に桶を置いて、子どもを流したり?!
これは、、、ここでしかできない遊びだなぁ!
と、感激したのを覚えています。

その後、お昼は給食を食べるのですが、さすがにそこで退出。

クラスを出て、主任の先生とお話をしようとした瞬間。
走る息子。
クラスを出ると、広いホールになっていて、走り放題です。
ホールには、息子が見たことのないものしかありません。
つまり、全部が興味の対象。。
壁には保育園や幼稚園と同じように、可愛い飾りや作品がはってあって、
壁沿いには暖房が並んでいます。
全部、ぜーーーんぶ触ります。
その後を追いながら、先生とお話をするのですが、、
最終的に先生は、
「お母さん!これは大変だわ!」
って言っていました。

そうなんです!!やっぱり大変ですよね?!

私の心の叫び

大変って言っていいんだ?!やっぱり?やっぱり大変だよね?!
分かってくれた!分かってくれる人いた!!

そう思って、涙がこぼれそうになりました。

1歳半だから。男の子だから。このくらいは普通なのかな。
そう思って頑張ってきたけど、違うんだね。
この子は特に大変なんだね。
そう思っていいんだよね。

外に行ったら、全然私のところにいなくて、
私はずーーっと息子の後を追わなくちゃいけなくて。
いう事も全然分かってくれないから、止められないし。
そっか、違ったんだね。
今までのやり方じゃ大変なんだ。

よし。私は息子とここに通おう!

そう思った一言でした。


続きはまた書きます。
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今は、よくしゃべる、どちらかというと落ち着きがない男の子。
お友達と遊ぶのが大好き。ゲームも大好き。外遊びも好き。
それでも、「定型発達」と言われる子たちよりは不安が強いかなと。
療育→幼稚園→発達支援を受けて、優しい子供に成長しました。


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