見出し画像

発達凸凹の息子に向き合った日々④  ~病院での診察~

私がこの5年弱、一番向き合ってきたのは間違いなく『息子』です。
息子は発達グレー。発達に凸凹があるタイプ。
今年の4月で小学生になります。

息子が療育に通い始めたのは1歳8か月の時でした。

======================

この前の記事

病院での診察の日。

診察は、心理士さんとの面談からでした。
心理士さんが息子の様子を見聞きして、その結果が出てから改めて医師の診察を受ける事に。

心理士さんは、息子を傍らで遊ばせながら、私の話を聞き、
時には息子に話しかけてその反応を確認していました。

私には、息子が心理士さんの言葉を理解している様子は見えなくて、
でも心理士さんは
「うん、いいですよ。素敵な力を持ってます。」
と言ってくれました。
その時の私には「素敵な力」とは何なのか
さっぱりわかりませんでした。
今考えてみると、心理士さんの声に反応し、興味を示す様子や
心理士さんと遊んでみようとする様子があったのかもしれません。

面談が終わって、
「結果が出るのが2週間後なので、次の診察の予約をしてください。」
と言われ、予約をして帰りました。

帰り際、見送ってくれた心理士さんに、
「息子はどうなんでしょうか?自閉症?なのでしょうか?」
そう聞きましたが、
「それはまだ分かりません。私たちはそういった判断はできません。ですが、息子さんはいい力を持っていますよ!」
との返答でした。

「素敵な力」とか「いい力」とはいったい何なのか。
そんな事よりも、息子は何か問題があるのかどうかが知りたいのに。
もっと、息子の事が分かるのかと思っていたのに。
そんな風に思っていました。
こうしてふりかえると、息子に向き合えていない事が分かります。

2週間後の医師の診察では、
(主に言語の)発達が年齢よりも遅れていることを告げられ、
今できる事として、関連施設での療育を勧められました。

自閉症(自閉症スペクトラム)かどうかは、今の時点では分かりません。
そういった診断は、3歳くらいまでの成長を待ってからになります。
まだ1歳7か月なので、これから成長する部分が沢山あると思います。
まずは療育に通ってみて、言葉だけじゃなく、
手や足も沢山使って、遊びながら楽しみながら、成長を促してみませんか。
そして、お母さん自体も分からない事や辛いことが沢山あると思うんです。
私たち(医師)や、療育の先生に相談もできますし、安心して子育てできるように頑張ってみませんか。
(本当はもっと詳しく話が合ったかもですが、あまり覚えていない。)

担当医より

・・・療育。
恥ずかしながら、「療育」という言葉は知っていても、その意味とか、一体何なのかはその時まで知りませんでした。

とりあえず、、
今の息子は、やっぱり普通よりも発達が遅れていること。
そして療育に通った方がよさそうな事が分かりました。

そして今度は療育施設への見学の予約をしました。


続きはまた書きます!
======================

今は、よくしゃべる、どちらかというと落ち着きがない男の子。
お友達と遊ぶのが大好き。ゲームも大好き。外遊びも好き。
それでも、「定型発達」と言われる子たちよりは不安が強いかなと。
療育→幼稚園→発達支援を受けて、優しい子供に成長しました。

この記事が参加している募集

#子どもの成長記録

31,487件

#振り返りnote

84,948件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?