発達凸凹の息子に向き合った日々0.5 ~1歳の時に貧血が発覚~
私がこの5年弱、一番向き合ってきたのは間違いなく『息子』です。
息子は発達グレー。発達に凸凹があるタイプ。
今年の4月で小学生になります。
息子が療育に通い始めたのは1歳8か月の時でした。
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息子は、1歳8か月から療育に通っていました。
療育に通う理由になったのは、
・言葉が遅かった事
・呼びかけに応えなかった事
・多動気味である事
などなど、ありますが、
つまりはその時の成長が標準よりも遅かったからだと思います。
『発達障害』は脳の個性だと言われています。
病気のように治すものではないという事です。
ただ、
息子は1歳の時の予防接種を受けに行ったとき、貧血が発覚しました。
以下、そのいきさつです。
予防接種の為だけに行った小さな小児科の先生が、
1歳の息子を診察、観察して
「お母さん、この子、貧血だよ。大きい病院で検査してきて。」
「検査しないと予防接種はできません。」
そう言われました。
息子は良く寝る子でした。
色が白いね~。とは言われました。
でも起きている時は元気に動き回っていました。
完全母乳だったので、ミルクは上げていませんでした。
そして、離乳食はあまり食べませんでした。
(離乳食は進まないけど、母乳飲んでるから大丈夫だよね。)
そう思っていました。
なので、「貧血だよ。」って言われても、
全然ピンときませんでした。
「え?こんなに元気だし、先生気にしすぎじゃない??」
「いつもの小児科に行けば良かったかなぁ。」
そんな風にさえ思っていました。
でも、紹介状までもらってしまった手前、検査しない訳にはいかず。。
(大きい病院の予約までしてもらっていたので)
次の日に大きい病院へいき、お医者様からは、
「見た感じは元気だから大丈夫だと思うけどね~。」
「でも、念のために検査しましょうね。」
そう言われました。
息子を検査室まで連れて行き、私は待合室で待たされ、息子のギャン泣きが聞こえて。。
「簡単な検査結果45が分くらいででるのでお待ちください。」
そう言われて、息子を抱っこしながらゆらゆらしていました。
「お母さん!ちょっと、診察室に来てください!」
15分くらいで、慌てた感じで呼ばれました。
「お子さん、すごい貧血です。」
「この数値だと輸血してもいいくらいですけど、どうしますか?」
「え?そうなんですか??元気でも貧血なんですか?」
「そうです。この数値が普通の10以下になっています。」
「でも、まだ1歳なのに輸血は嫌ですよね。。」
「まずは鉄剤のシロップを出すので、飲ませてみて様子をみましょうか。」
「詳しい検査結果は1週間後に分かりますが、先に出た数値の結果が貧血なので、お薬をだします。1週間後にまた来てください。」
・・・・・という感じで貧血が判明しました。
幸いにも嫌がる息子に鉄シロップを与え続けて、貧血は回復しました。
長くなりましたが、何が言いたいかと言いますと、、
貧血による脳の発育不足が考えられたという事です。
乳児は体の急激な発達によって、6ヶ月以降に鉄不足になる事があります。
その頃、離乳食やフォローアップミルクをうまく始められたらいいのですが、息子の場合は完全に母乳に頼っていました。
色々なサイトで鉄分の重要性が書かれています。
鉄分が足りない事で、注意散漫になったり、認知能力の低下、言語学習能力や記銘力の低下、落ち着きがない、などが見られると言われています。
それがひどいと、精神発達遅延になることもあり、取り戻すのには4~5年かかる。または、取り戻せない事もあるようです。
息子は1歳で貧血が分かりましたが、実はそのずっと前から貧血だったんじゃないかと思っています。だから、発達が遅れたんじゃないかと。
でも、それを調べる術はありません。
鉄分は、子どもにとって本当に大切な栄養素です。
赤ちゃんも、乳児も幼児も少年少女も。
発達段階においてとても重要な働きをします。
なのでぜひ、鉄分が豊富な食事で成長を促してほしいな!と思います。
(息子の場合は鉄分を含んだジュースを与えまくっていました!)
続きはまた書きます。
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今は、よくしゃべる、どちらかというと落ち着きがない男の子。
お友達と遊ぶのが大好き。ゲームも大好き。外遊びも好き。
それでも、「定型発達」と言われる子たちよりは不安が強いかなと。
療育→幼稚園→発達支援を受けて、優しい子供に成長しました。
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