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印象に残った映画をざっくり振り返る(2023年)

2023年に鑑賞した映画について、印象に残ったものをざっくり振り返って書き残しておきます。
映画の感想は、下記Filmarksにも纏めています。



■MCU作品

2023年でやっと『エンドゲーム』まで観終わり、その後、『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ロキ(シーズン1)』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3』と進めています。
どれもそれぞれ特色があって面白い!
各作品を通じて製作陣が常に新しい表現に挑戦している点が垣間見えるのも、本シリーズの良いところです。


■シン・仮面ライダー

マニアが癖を全開にして撮ったような映画ですが、仮面ライダーに疎い自分でもきっちり楽しめる仕上がり。
とにかく製作陣の「ライダー愛」が画面から迸っています。
この手の製作者の愛が濃厚な映画は、定期的に摂取したい。


■アクロス・ザ・スパイダーバース

前作を超える斬新な最先端アニメ表現、主人公とそれを取り巻く大人達の葛藤や成長を描く物語。
相変わらず、とんでもないアニメ作品です。
今回はあくまで「前編」ということで、完結編で更なるアニメの進化と可能性を体感できるでしょう。期待しています!


■君たちはどう生きるか

文学的というか哲学的というか、宮崎駿監督が「創作」に対する長年の思いをぶつけたかのような作品でした。
「面白い!」という分かりやすい形とは別の、何か違う形で心に残りそうな映画。
再見するほどに評価が高まりそう。


■ゴジラ-1.0

人間ドラマもゴジラの見せ場もしっかりと盛り込んだ、とても真面目に作られた怪獣映画でした。
マニアはもちろん一般層も楽しめる、とても良い塩梅の匙加減。
観ると「怪獣映画にはまだまだ可能性がある!」という希望が湧きます。


■首

本能寺の変の前後を舞台にした、北野武監督の異色の戦国時代映画。
登場人物達が揃いも揃って業に塗れたろくでなし。
その良くも悪くも生々しい人間模様を滑稽に描いているところが、個人的には印象深かったです。


■北極百貨店のコンシェルジュさん

不思議な百貨店で働くコンシェルジュさんを描く、お仕事アニメ映画。
鑑賞後にほっこりとした気持ちになれる、とっても優しい映画でした。
この前に観たのが『首』だったので、情緒の落差がすごい…!



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