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化粧水はコットン?手?どちらでするのが効果的なのか

化粧水を手でつける方がいい、コットンを使う方がいい、どちらの方が効果的なのか迷ったことはありませんか?

先に結論から言うと『どっちでも良い』のですが、スキンケアをしっかりやりたい人はコットンを使う方が良いと私は思っています。なぜなら、手でスキンケアをするのは手間がかかるからです。

ということで、コットンを使う方が良い理由をご紹介していきます。


①ムラなく顔全体に浸透させられる

お顔には凹凸があるため、同じく凹凸のある手で化粧水を塗るとどうしてもムラができやすくなります。

画像左は手で化粧水を馴染ませた場合、画像右はコットンを使用した場合の比較です。

資生堂調べ

コットンを使用した方がムラなくお顔全体に化粧水が浸透していることが分かります。

また、皮膚表面を拡大してみても肌理(キメ)の隅々まで化粧水が浸透しています。

資生堂調べ

手よりもコットンを使用した方がムラなく浸透させられるという研究は様々なメーカーから発表されています。


②古い角質を取り除くことができる

ターンオーバーの乱れによって古い角質がお肌に残ったままになると肌トラブルの原因となることがあります。

コットンに化粧水を馴染ませて軽くお肌表面を滑らすことで古い角質を取り除くこともできます。

※軽圧式塗布法と同程度の圧でコットンを動かした結果
資生堂調べ

普段の化粧水を使用するだけでも角質ケアはできますが、ふきとり化粧水などを使用することでより効率よく角質ケアができます。


③時短になる

コットンを使用すると時間がかかりそうだとか、コットンに吸収されてもったいない気がするという人もいますが実は逆です。

コットンを使用した方が手で化粧水をつけるよりもお肌に均一にムラなく浸透できるということは、よりスピーディーにお肌にうるおいを与えられるということなので時短になるんです。

実際にコットンを使用した方がうるおいも持続しています。

スキンケアで最も大切なのはお肌の保湿機能を高めることなので、保湿が効率よくできないスキンケアだと結局はお肌が変わらずに日々もったいない使い方をしているだけですからね。

コットンに含ませた化粧水はちゃんと放出されるように作られているものが多く、全部が全部コットンに奪われるわけではないので安心してください。

また、人は用具を使うと行動が丁寧になりやすいという研究もあり、コットンを使用することで無意識のうちに丁寧にスキンケアを行うことも効率のよい保湿を行うことに繋がっているのかもしれません。


④心の満足感が高まる

コットンを使用するとこでリラックスした状態になるという面白い研究結果もあります。

人はイライラしたりすると交感神経が優位になるのですが、コットンを使用してスキンケアをすると手でするよりも交感神経の働きが小さいのです。つまり、コットンを使用してスキンケアをすると、よりリラックスした状態になれるのです。

資生堂調べ

コットンを使用することでの心地良さという感覚的なところが数値でも実証されています。

同じ資料では、満足感や爽快感といった点もコットン使用の方が手でするよりも高いと発表されています。


コットンを選ぶ時のポイント

コットンを選ぶ時は、ある程度の厚みがあって肌触りの良いものを選ぶと良いでしょう。

オーガニックタイプを選ぶ方が良いと思われがちですが、オーガニックタイプのコットンの中にはガサガサして毛羽立ちが目立つものや粒々が残っているものもあります。

そういったものはお肌への刺激となるため注意しましょう。


スキンケアの意味を考えること

お肌を美しい状態にしたいからスキンケアをするというのなら、ただなんとなくスキンケアをするのではなく効率良くできる方がいいですよね?

手で化粧水をするメリットにはお肌に直接触れることでの心地良さがあります。それはそれで素晴らしいメリットですが、コットンを使用する方がスキンケアとしてのメリットは多いということも参考にして日々のスキンケアを楽しんでください。

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