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お礼の手紙。そしてこれからの想い

こんにちは、カクトクの代表の満田です。

この度、新たな株主様からの新規出資と既存株主様からの追加出資に加え、日本政策金融公庫様からの融資による資金調達を実施しました。
今回の資金調達により、創業から累計で4億弱の資金調達になります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000019612.html

まず始めに、弊社の自己紹介をさせてください。

あらゆる営業課題を抱えた企業さまと、それを解決できるプロ営業(営業代行会社や営業フリーランスなど)を繋ぐ、営業プラットフォーム「カクトク」を運営しております。
これまで全国の企業さま約1,000社と10,000人を超えるプロ営業の方に参加いただき、国内最大級のプロ営業ネットワークになってきています。
営業課題を抱えたり、営業職としてのキャアパスに悩んだときは、ぜひ「カクトク」と検索するか、下記WEBサイトを覗いていただけますと幸いです!
https://kakutoku.jp

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今回の資金調達は特別な思い入れがあり、お世話になった方へのお礼を伝えるために、初めてnotを書きました。読みづらい部分が多いかもしれませんが、ご一読いただければ幸いです。

ここからは、主にそういった方へのメッセージを書いていますが、はじめましての方も、よろしければ読んでいただけますと嬉しいです。

コロナ禍でお世話になってきた皆様へ

※本当は、1名1名に向けて書くべきところですが、多すぎてそれだけで1ヶ月フルで使ってしまいそうなので。たくさんいるので、あまり個人名を出しませんが、読んでる皆さん個人個人への内容と思っていただけますと幸いです。

設立から5年。そして、創業以前も含めると6.7年。
営業における企業の新しい選択肢と働き方のパラダイムシフトを大きな題目として、事業に向き合ってきました。

コロナ禍までは、正直上手くいったこともそうでないこともありましたが、総合的には着実に成長していたと思います。

特に、パンデミック直前の2019年は、初めて1億円を超える資金調達を実施。18歳で事業を構想してから5年、多くの上場企業や有名スタートアップに活用いただけるサービスになり、当時はようやく世の中に認められた感覚が少しあり、すごく嬉しかったことを覚えています。

2019年はさらに、マンションの一室から初めてのワンフロア・オリジナル内装のオフィスに移転し、感慨深かったです。

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2020年に入ってからも、事業は順調に伸び、次のファイナンスの話も割と順調に進んでたと思います。そのため、ギリギリのところまで広告費を投下してました。

その最中、4月最初の緊急事態宣言がありました。
昨日まで調子が良さそうだったプロジェクトも関係なく、対面営業ができなくなったり、オリンピック延期の影響での予算縮小等々で、毎日のようにSlackで新規案件のキャンセルや途中解約の話が流れはじめました。

翌月2倍の売上見込みが、逆に前月の5割減。当然ファイナンスの検討もストップ。
その結果、広告費のストップや販管費の大幅削減等を実施により、延命する形の当初の予定とはかけ離れ、事業状態は不安定になりました。

そのような混乱のなかで、一部のメンバーが会社を離れる事態にまで陥らせてしまいました。当時は融資交渉に奔走し、在宅勤務体制も合間って、僕自身一人ひとりに十分に謝罪することができず、辞めた方もいます。

まずは、当時退職したメンバーの皆さまへ
カクトクに期待して、カクトクの未来のために、奮闘してくれていたメンバーに恩を仇で返すような行為だったと思います。本当にすみませんでした。

それにもかかわらず、辞めていく多くのメンバーが温かいコメントを残してくれました。悔しさでいっぱいになりました。
恩返しにはならないかもしれませんが、今後よりカクトクを成長させることで、「創業期のカクトクにいたんだ」と胸を張って言ってもらえるような企業にしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

そして、カクトクのパートナーであるプロ営業の皆様。
カクトクの危機を感じ取った一部の方々からは、カクトクを見捨てることなく、むしろ「カクトク復活のためにも、1社でも多くの営業支援を成功させます。信じてます。」とお言葉をいただきました。
実際に、その間の成果は通常以上だったと記憶してます。

当然、カクトクのためにクライアント様の営業支援をしているわけではなく、あくまで企業様のためであり、そしてその先のエンドクライアント様のためであることは理解しています。

それでもこのようなコメントをいただけたことで、少しずつ愛されるプラットフォームに育ちつつあるのかなと、希望が持てました。本当にありがとうございました。

今後も「カクトクを通して営業支援をして良かった」と言い切っていただけるようなプラットフォームになるべく全力を尽くします。


次に、株主の皆様へ
僕の責任でこのような事態に陥ったにも関わらず、それでも僕らを、そしてカクトクの未来を信じて、力強いコメントと追加出資をいただけました。

まだ復活の兆しすら見えないあの状況下で、追加出資をいただけたことももちろん嬉しかったのですが、
責められてもおかしくない状況のなか、追加出資検討の中で「満田さん、仙石さん(取締役/CTO)、カクトクをこれまで見てきたので、絶対大丈夫。成功すると信じてるので、追加出資を何とかします」という言葉をいただけました。

普段感動で涙が出ることは滅多にないですが、この時ばかりは泣きそうになりました。
必ず投資いただいた御恩を最大化してお返ししよう、と決意しました。
本当にありがとうございました。

そして何より、危機的状況でもカクトクに残り続け、復活劇を成し遂げた
カクトクのメンバーの皆さん

コロナ禍から今日までの復活劇の主役は間違いなく皆さんです。
カクトクはこれから大丈夫なのだろうか、とそれぞれ不安も迷いもあったと思います。

急な事業戦略の転換へのオペレーション・プロダクトの刷新対応。激減した問い合わせを一個も落とさず、着実に支援すること。全てがひとつでも転べば=死という完璧な綱渡り状態の中、
僕はできる限り邪魔をせず、任せるしかなかった。
本当に頼りないリーダーだったと思います。

それでも復活し、そしてコロナ以前よりも何倍もの成長を成し遂げました。
出口が見えない暗闇のなかで、受託など事業ドメインと違う、いわゆる生存のためだけの打ち手を行わず、次の成長戦略を生み出せたのは、並大抵のことではないと思います。
これをやり遂げたメンバーの皆さんには感謝の気持ちしかなく、心から尊敬してます。
本当にありがとうございます。

数ある解決策のなかから、カクトクを選び、ご活用いただいている企業の皆様にも、この場を借りて感謝申し上げます。
引き続き、1社でも多くの企業様の営業課題を解決できるようサービスを成長させてまいります。

その他にも個人的に温かい応援や、コメントをくださった皆様にもお礼を言わせてください。ありがとうございます。

以上。お礼の手紙とさせてください。
本当に関係者の皆様ありがとうございました。

最後に、カクトクは改めて成長軌道に戻り、コロナ以前よりも盤石な体制になっています。
コロナ禍で生み出したカクトクの新サービス「カクトク コネクト」は、たった1年強で約1,000社の企業様に利用いただき、これまでのカクトクの集大成とも言えるサービスに生まれ変わっています。

今後もカクトクは、営業の戦略と働き方を革新し、あらゆる産業のイノベーションを牽引できるプラットフォームになることを目指し、邁進いたします。

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昨年辞めたメンバーもいる中、本当に恐縮なのですが。
カクトクの再挑戦を遂げていくためには、これから多岐にプロジェクトを推進し、理想をひとつずつ実現していく必要があります。
CXOクラス、事業責任者、経営企画、プロダクト開発チーム、営業チームなどを改めて積極採用して参ります。

はじめての皆様、これまで関わりのあった皆様関係なく、カクトクでこれまで長い間、変化のなかったと営業の労働市場そして営業戦略の改革に賛同いただける方をお待ちしております。

ご興味を持っていただける方が、いらっしゃいましたら、ぜひ僕に直接でも下記URLからでも構いませんので、お声がけいただけますと嬉しいです。

カクトクへの参画や入社にご興味をお持ちの方はこちら
 ・(満田と)カジュアル面談:https://meety.net/matches/TVjNdTLnmiDS
 ・事業責任者等のエントリー:https://form.run/@kakutoku-1634002776
 ・その他の求人:https://kakutoku.co.jp/#recruit

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カクトク株式会社
代表取締役 / CEO 満田 聖也

Twitter: https://twitter.com/19_ks
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※ SNSでの弊社宛の営業等でのご連絡はお控えいただけますと幸いです。

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