見出し画像

アートめぐり ダミアン・ハースト 桜展

 ぽっかり休日。2日目は、そうだ美術館へお花見に行こうです。前からかなり気になっていた『ダミアン・ハースト 桜』展、2022年3月2日〜5月23日開催に行って来ました。

 ダミアン・ハーストの作品と言えば、まっさきに思いつくのが、動物を切断したホルマリン漬けのとんがったもので、好きか嫌いかは問われれば、本物を見たことがないので、苦手かもしれないと答えるしかありません。

 今回は桜の絵ということで、安心して見に行けました。

 とても大きなキャンパスに描かれた桜は、迫力があり、とても見事です。

 一枚一枚同じ色合いはなく、ピンクが多めだったり、白が多めだったり、空の色も違い、まったく異なる桜が描かれていました。

 ダミアン・ハーストの作品の幅の広さに驚きです。

 絵の具は筆でドットして載せたり、飛ばしたり、葉っぱをスタンプしたりとたくさんの技法で描かれています。

 作品を見ながら、小学校の頃、美術の時間に桜の絵を描いたことを思い出しました。桜の花びらは、デミアンの作品のように点で描いたのですが、私のように大雑把な子や元気な子は、花が大きく、逆に繊細な子や細かい作業が得意な子は、花も繊細で小さくクラスメイトの個性がよく出ていました。

 巨匠の作品は、それとは比べ物にならないほど大きく、生き生きとしていて、ピンクや白にこだわらず、多くの色が使われています。

 やっぱり、世界的なアーティストの絵は、私が描いたものとは、まったく違いますね。

 グッズは、ブックマーク&スケールを買いました。透明なので、一見すると綺麗さがよくわからないのですが、白い紙の上に載せるととても美しいです。

 東京の桜は、あっという間に散り始めています。お花見ができなかったのなら、美術館で桜を見るのはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?