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ネガティブ/迷う/夢無し。それでもいいんだ!

こんにちは。
適応障害休職中の30代母業をしています。
前回の投稿後はGW、さらにメンタルだけでなく体も壊してしまい、ようやく回復してきました。

今日は天気がよく外出日和だったので近くの市民の森を散策しました。
そして、自然の中であれこれ考えを巡らせていました。

・いつ復職できそうか
・そもそも復職できるか
・復職できなかったら退職するしかないか
・退職したら何をする、何がしたい、何ができるか、人生どう生きていきたいか

モヤモヤだらけ。

気を取り直して、近くの本屋にていつもお馴染みのビジネス自己啓発コーナーへ吸い寄せられ、

夢を実現するには/やりたいことの見つけ方/なりたい自分になる

と言った、「変えていきましょう!!」という熱意溢れる本を手にしてページをめくっても

「結局、わからない…。」

結局今の自分には、変えて行くために頑張ることも難しいのです。
そもそも、ストレスによる体の不調時は脳みそを徹底的に休ませるために何もしない、無理に頑張らないとことが重要なので、熱量のある人の素晴らしい意見が、自分には重たくなってしまうこともあるのです。

そんなとき、ふと下の方の本を見るとこんなタイトルが目に飛び込んできました。

『私はネガティブなまま幸せになることにした』


「前向きに生きよう」
「ブレてはいけない」
「夢を持とう」

ポジティブなメッセージがあふれ、
ポジティブが良しとされる昨今。

正直、「生きづらさ」を感じませんか?

そもそも人間はネガティブな存在。
ポジティブな生き方は、無理が生じるだけです。

・悲しいときは、大いに泣こう
・迷っていい、ブレていい、流されていい
・夢なんて別になくていい

本書では、哲学者の言葉や物語をひもときながら、

「ネガティブなまま幸せになる」コツをお伝えします。

不安や悲しみ、憂いがあるのは当たり前。

だからこそ、あなたは幸せになれるのです。

衝撃でした。
最近自分が必死で考えていた、
・ウジウジ考えるのは情けない。もっとポジティブになりたい
・自分で何がしたいんだろう、やりたいこと夢見つけたい(見つけなきゃ)
という考え自体が自分に負担になっていることにも気づきました。

前向きな思いにならなくても良いという言葉に、休息することを肯定してもらえた気がしました。

夢を見つけよう、やりたいことを見つけて実現しよう!という考えや、希望に向かって進むことはもちろん素晴らしいことです。そのような行動力がある、できる人を私はとても尊敬しています。

ただ、頑張れない&夢やりたいことを見つけられずいまを漂っている私は、無理に熱量が多い人に合わせる必要はないのだ。
と、自分を肯定し立ち返ることができた気がします。

焦らず、ゆっくり、少しずつ自分のペースで進んでいく。
自分がいま日々心地よいと思えたらそれが正解。

少しずつ、少しずつ…。

今日も読んでくださりありがとうございました。