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食器洗いが苦手なわたしの試行錯誤

食器洗いがどうしても苦手だ。「後でまとめてやろう」とためてしまう。そして量が増えてしまい、手をつけるのが億劫になる。

一方で、学生時代に居酒屋のキッチンで働いていた夫は「使った食器はすぐに洗う」が体に染みついており、あまり苦にならないらしい。結果、わたしの使った食器を夫に洗わせてしまうことが多い。

このままでは不平等だし、罪悪感もある。状況を改善するために試行錯誤を繰り返している。

これは食器洗いができない元コンサルのわたしが、パートナーシップの維持向上を目的としてPDCAを回す様子(現在進行形)の記録である。

2019年2月 食洗器の購入

まずはシンプルに自動化しようと考え、夫に相談して食洗器を買うことにした。

購入したのはこちら。たしか楽天でポイントを使って買った。

多くの食洗器は、設置にあたって分岐水栓の取り付けなどの工事が必要になるが、これはタンク式で工事不要なのだ。加湿器をイメージしてもらえばわかりやすく、裏側についているタンク部分を取り外して給水できるようになっている。

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こんな感じで、もともと水切りカゴを置いていたスペースに設置した。少々でかいけど、フォルムが可愛い。こうして次世代イノベーション家電が我が家に仲間入りを果たした。


ところが食洗器がここに鎮座したことによって、新たな問題が発生した。

コップを一個だけ使ったときなど、食洗器を回すほどでもないため手洗いした場合、またはサイズや材質の問題で食洗器が使えないものを洗った場合に、干す場所がなくなってしまったのだ。

2019年3月 伸縮水切りラック導入

そんな問題を解決してくれたのが、我々夫婦が愛してやまない山崎実業である。

山崎実業がいかに素晴らしいかは別途がっつり語りたいのだが、簡単に紹介すると、日々の暮らしのなかのちょっとした不便を解決し、より快適にしてくれるグッズをスタイリッシュなデザインで提供してくれるメーカーである。インスタが最高なのでぜひ見てほしい。

これまでも、以下のような商品を購入してきた。

・コードレスクリーナースタンド
・クイックルワイパースタンド
・眼鏡スタンド
・タオル収納ラック
・段ボールストッカー
・調味料台
・おたま&鍋蓋スタンド

若干価格帯は高めで「同じようなもの、スリーコインズかニトリにあるんじゃないのかな…?」と思うのだが、機能とデザインを同じ水準で満たしてくれるものが他には無いのである。まさしく「かゆいところに手が届く」を体現している。

そんなこんなで、今回も山崎実業がわたしたちの「まさにこういうのが欲しかった!」な商品を販売していた。

twitterで見つけて早速導入。

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こんな感じで、シンクにはめて食器を干しておくことができ、使わないときは外してしまえる。これのおかげで水切りカゴの不在が補われ、問題が解決した。


ところが、次なる問題が発生した。この水切りラックの導入後、食洗器の稼働率がすっかり下がってしまったのだ。

エスケイの食洗器は、一回あたり8リットルの水を使う。これをタンクに給水するには、
①タンクごと取り外して蛇口から直接水を注ぎ、8キロになったタンクを持ち上げてセットする
②付属のボトルで4-5回にわけてタンクの入り口に水を注ぐ
のどちらかが必要で、いずれにせよちょっと面倒くさい。

水切りラックの登場で「食器を手洗いする→干す」が元通りにできるようになると、「食洗器に食器入れる→タンクに水入れる→スイッチ入れる」のほうがハードルが高くなってしまったのだ。

2020年2月 タンクへの給水方法改善

イノベーション家電も、使わなければただ邪魔になってしまう。稼働率を上げるか処分するか、どちらかにしよう、ということになった。

せっかく我が家にやってきた食洗器に、もう一度活躍してほしい。

使う頻度を上げるために、タンクへの給水をラクにする方法を調べはじめた。すると同じような悩みを抱えている人は多くいるようで、具体的な解決策が見つかった。

キッチン蛇口のアタッチメントを交換し、ワンタッチでホースが取り付けられるようにして、ホースで直接タンクに給水できるようにするのだ。

早速、いくつか部品を購入。

全部で約1,300円くらい。これを先人たちのブログを見ながら取り付けてみると、意外と簡単にできた。

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この簡易工事により、格段に給水ハードルが下がり、現時点で食洗機にふたたび活躍の機会を与えることができている。


今後また、食洗機を使わなくなったり、新たな問題が起きるかもしれないので、進捗があったら更新する。

苦手な家事があっても、お金としくみで解決できる。テクノロジーに感謝。

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