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戦は『数』じゃねェ 『人』だ_信(キングダム)

朝から曇り空でまた少し肌寒い一日となりましたが正直花粉の舞う量は劇的に少なくお鼻の方は大助かりのまるやまです。

週末になりましたので本日もお待ちかねの漫画からの名言紹介コーナーを始めたいと思います。今日は、間も無く映画公開もされるキングダムのワンシーンから名言を抜粋いたします。




戦は『数』じゃねェ 『人』だ



キングダム
原泰久による日本の漫画作品。集英社が発行する『週刊ヤングジャンプ』にて2006年9号より連載が続けられている。第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞作品。単行本発行部数は1~49巻までの累計で3300万部以上。2008年に集英社運営のインターネットラジオサイト『VOMIC』にて全8回のラジオドラマが放送された。2010年11月にはコナミからPSP用ゲームが発売された。2011年11月にテレビアニメ化が発表され、2012年6月から2013年2月にかけて第1シリーズが、2013年6月から2014年3月にかけて第2シリーズがNHK BSプレミアムにて放送された。両シリーズは更にNHK総合で地上波再放送された。2018年4月の第50巻達成を記念して実写映画化が今月に公開となる。

紀元前3世紀の古代中国の戦国時代末期を舞台にして、後の始皇帝となる秦王政と、秦の武人である主人公・信は天下の大将軍を夢見る。そんな信の活躍を中心に描かれている中国時代劇。信は秦の大将軍・李信である事があらかじめ明かされている。

朝廷内で圧倒的な勢力を持つ丞相・呂不韋(りょふい)に、秦王・政(せい)の陣営が正面から対抗することは「万の軍勢に10人で立ち向かうようなものだ」と政の家臣が口にした時、信がこの言葉で割って入ります。まだ10代で、武将としても駆け出しの頃の信ですが、何故か言葉に凄みがあります。

この言葉は信が初陣で得た経験と、その時出会った王騎(おうき)将軍の言葉が大きく影響しているシーンになります。信は王騎将軍のこの言葉を聞き、そしてその初陣(麃公将軍率いる秦軍と呉慶将軍率いる魏軍の大戦)を経験することで、戦局を左右するのは武将の意思決定である、つまり“戦は数ではなく人である”という本質を理解しているのだと感じます。

現代におけるビジネスでも同じことが言えるのではないでしょうか。もちろん、大前提として数(マンパワー)が起こせる力も侮ってはいけません。ここでいう本質はただいたずらに数だけあれば良いということではなく、それらを率いる『人』がもっと大事だということです。

良く会話になる『 量 と 質 』の話ですがどちらが大事ではなくどちらも大事ということですね。




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