ウォーターローディングは大切です

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。

マラソン大会も再開されてランニングシーズンに入ってきました。
久々の大会に向けて様々なトレーニングや調整を行っている方も多いと思います。

今日は、ウォーターローディングについてお話したいと思います。

ウォーターローディングとは、レースなどに向けて数日前から普段より多めに水分を補給することで当日の脱水症状などのリスクを減らす調整方法です。

人は食事以外で１日に２リットルくらいの水分を必要としています。
実際に２リットル飲んでいなくても日常生活には支障はありません。
しかし、フルマラソンなどの長い距離を走る状況になると、レース中の水分補給だけでは追い付かず、脱水症状になるケースがあります。

それは、普段の水分補給が少ないために、身体の細胞内の水分が少なく、走っている最中の水分補給だけでは追い付かないからです。

そのような状況にならない為に、できれば普段から、最低でも数日前からしっかりと水分補給を行い、細胞内の水分量を満たしておくことが大切です。

夏は意識して水分を摂っていると思いますが、暑くない秋～冬のランニングシーズンには、普段の水分補給が減ってしまいがちです。
日頃からこまめに水分補給する習慣をつけて、長い距離を走っても脱水症状を起こしにくい状態を作っておきましょう。