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人見知りのコミュニケーション法

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。

週末はランニングと関係のないNLPのお話です。

自分で言うのも何ですが、僕は人見知りです。
そして人見知りはなかなか克服できません。
しかし、初対面の人と気持ちの良いコミュニケーションを取りやすくする方法はあります。

ポイントは「ラポール(信頼関係)の構築」です。
「バックトラック(オウム返し)」「ペーシング(相手に合わせる)」という手法を使ってラポールを構築していきます。
詳しく説明していきます。

初対面の人と打ち解けた雰囲気を作るためには、お互いが相手に対して心を開いている状態、安心で信頼できる状態にする必要があります。
この状態を「ラポール」と言います。

良いコミュニケーションを取るためには、気持ちだけ、言葉だけでも関係性を作ることはできません。
ベースとなるラポールが必要です。


人は自分の気持ちが伝わっていないと感じると心を閉ざしてしまいます。
その為に、意識したいのが「バックトラック(オウム返し)」です。
オウム返しと聞くと、相手の言ったことをそのまま、まねるようなイメージが強いですが、バックトラックには3つの方法があります。

1つ目は、相手の言った最後のフレーズを繰り返す方法です。
日本語は一番最後に一番重要な内容を伝える文法になっています。
最後の内容を繰り返すことで、一番大切な部分を理解していることが伝わりやすくなります。

2つ目は、大事なキーワードを繰り返す方法です。
相手が伝えてきた内容の中で、大切だと思われるキーワードを返すことで、話を続けやすくする効果が狙えます。

3つ目は、内容を要約して繰り返す方法です。
自分の話を漏らさずに聞いて、しっかりと理解してくれているという安心感を与えることができる方法です。

この3つを効果的に使っていくことで、相手はとても話しやすくなり、コミュニケーションを深め、ラポールを築く1歩が踏み出せます。


また、人は言葉以外のコミュニケーションを無意識に行っています。
非言語コミュニケーションといって、表情やしぐさ、声のトーン、テンポなど多くの情報を言語以外から得ることができます。

この非言語コミュニケーションの部分を相手に合わせることをペーシングと言います。

合わせると言ってもそっくりそのまま真似をしていると、馬鹿にされているように感じられます。
なので、話をするときの姿勢や、表情などを自然にさりげなく合わせたり、声のトーンや話すテンポを合わせたりしてみましょう。

例えば、椅子に深く腰掛けて、小さな声でゆっくり話す人に、椅子に浅く腰掛けて、前のめりに、元気よく早口で対応しても、話しやすい雰囲気にはなりません。
相手と同様に椅子に深く腰掛けて、落ち着いてゆっくり話すことで相手が話しやすい雰囲気を作ります。

相手はとても話しやすいと感じることができて、コミュニケーションが円滑に進み、ラポールを築くことができます。


良かったらぜひ試して、初めての人とも気持ちの良い打ち解けた雰囲気を作みてください。



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